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自民各派 与党の国会対応批判

3月3日 16時36分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

自民党の各派閥の会合が開かれ、参議院で平成23年度予算案の審議が始まっていないことや、予算案が関連法案に先行して参議院に送付されたことについて、与党側の対応を批判する意見が相次ぎました。

このうち、町村元官房長官は「参議院では、与党が審議拒否をするという事態になっている。予算委員会を開くとボロが出るから委員会を開かないでおこうという発想だ。議会軽視であり、こういうのを『給与泥棒』と言うのだろう」と述べました。伊吹元幹事長は「予算案と関連法案を一緒に参議院に送れなかったのは、民主党が衆議院で関連法案の審議を拒否し、間に合わなかったということだ。参議院でも民主党は審議拒否を始めており、あまりにひどい」と述べました。高村元外務大臣は「予算案と関連法案を一体として審議する機会を参議院は奪われたわけだから、怒るのも無理はなく、民主党は、民主党出身の西岡参議院議長ですら怒る国会運営を改めるべきだ」と述べました。一方、麻生元総理大臣は「菅総理大臣は、かつて予算委員会で、総理大臣を務めていた私に『衆議院の解散・総選挙もしないまま、総理大臣が次の人にかわるのではないかと心配になる。居座らず総選挙を』などと言ったが、そのことばをそっくりお返ししたい」と述べました。