2011-03-03 22:00:00 ryobaloの投稿

中国の紛争と弾圧をあおる秘密の武器輸出

テーマ:政治
中国は、最大規模かつ最も秘密裡、無責任に武器を輸出している国の1つとして急速に浮上してきたと、アムネスティ・インターナショナルは新たな報告書を発表し、警告した。

報告書は、中国の武器がどのようにスーダンやネパール、ビルマ(ミャンマー)、南アメリカなどの国々における残虐な紛争や暴力、その他の重大な人権侵害を助長しているかについても、明らかにしている。

「中国は、武器輸出認可に対する自国の方針について『慎重、かつ責任があるもの』と説明している。しかし、その現実は全くこれからかけ離れたものだ。中国は、深刻な人権侵害に利用される恐れのある武器輸出を防止するための基準を設けたいかなる多国間協約にも署名していない唯一の主要な武器輸出国である」と、アムネスティのヘレン・ヒューズ武器規制調査員は語った。

中国の武器輸出は、年間10億米ドルを超えると推測されており、国家の急速な経済発展を支える原料を確保するために、頻繁にこれと武器を取引している。
しかしこれは、秘密裡に行われている取引である。

中国政府は、武器移転についていかなる情報も公開しておらず、過去8年間、1度も国連軍備登録制度に報告していない。

アムネスティの報告書「中国、紛争と人権侵害を助長」には、無責任な中国の武器輸出について、いくつかの事例が報告されている。
報告書は、主に以下の点を明らかにしている。

●200台以上の中国の軍用トラック(通常、米国のカミンズ社製ディーゼルエンジンを使用)が、米国におけるスーダンと中国の両国に対する武器禁輸措と、ダルフールにおいて、民間人の殺害や誘拐に同種の車両が関与していたにもかかわらず、05年、8月、同国へ輸送された。

●ビルマ軍が何十万もの民間人に対する拷問や殺害、強制立ち退きに関与したにもかかわらず、05年8月に400台の軍用トラックをビルマ(ミャンマー)軍に提供するなど、定期的にビルマに軍事物資を輸出している。

●ネパールで何千人ものデモ参加者が残虐な弾圧を受けている最中に、治安部隊に二万五千丁の中国製ライフルと1万8千発の手榴弾を提供するなど、中国は05年と06年初頭にネパールに軍事物資を輸出した。

●オーストラリア、マレーシア、タイ、またとりわけ南アフリカでは、中国・ノリンコ社製拳銃の違法な取引が増加し、通常これらは強盗や強姦、その他の犯罪に利用されている。

「主要な武器輸出国でもあり、国連安全保障理事会の常任理事国として、中国当局は、ただちに国際法上の義務を遵守すべきだ。中国政府は、深刻な人権侵害または国際人道法違反に利用される恐れのあるすべての武器移転を禁止する実効的な法と規制制度を導入しなければならない」とヒューズ調査員は語った。

また、すべての武器輸出認可と輸出に関して毎年報告し、これを公開することと、厳格かつ包括的で強制力を伴った武器貿易条約の制定を支持するよう、アムネスティは中国政府に対し訴えている。

中国が、重大な人権侵害の加害者らに対して武器を供与し続ける限り、中国の軍事または軍民併用の技術に関与する合弁企業に対する規制を国際社会は一層強化しなければならない。

また、欧州連合や米国が課している、中国に対する武器禁輸の適用を、より一層強化することが必要である。

$Khloeの~日本のタブー~

以下、動画↓

★実は緊迫する東アジア情勢★

テレビを点ければ、韓流や大相撲、パンダ到着など暢気な報道ばかりであるが、実際の世界情勢を見れば、日本も安閑としている場合ではない事は明白である。大手マスコミの情­報操作が如何に悪質で危険な事か、改めて警鐘を鳴らしておきます。


★【中国情勢】対中ODAの削減、格差拡大に不満が燻る人民達★

日本 政府は対中ODAを継続する方針であるが、前原外相はこれを大幅に削減することを明らかにした。至極当然な方針だが、果たして前原外相の発言は、政府内に根回しをしたもの­だろうか?一方の中国では、格差が拡大する現状に不満が蓄積し、全人代の開催も不穏な雲行きになりそうである。過剰に外国人記者への取り締まりを強化する現状など、揺れる­中国情勢についてお伝えします。


★石原首班・救国内閣の結成を!★


$Jellyの~日本のタブー~
  • なうで紹介
  • mixiチェック
  • ツイートする

コメント

[コメント記入欄を表示]

コメント投稿

コメント記入欄を表示するには、下記のボタンを押してください。
※新しくブラウザが別ウィンドウで開きます。

一緒にプレゼントも贈ろう!

アメーバに会員登録して、ブログをつくろう! powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト