ライフ【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】(300)+(1/2ページ)(2011.2.26 08:00

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【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】
(300)

2011.2.26 08:00 (1/2ページ)

 衆院議員16人が会派離脱を表明するなど末期症状の民主党と菅政権。

 その「会派離脱」の発案者は小沢側近(というより腰巾着)の平野貞夫元参院議員だった。

 『週刊文春』(3月3日号)「小沢一郎『壊し屋』の呪縛 16人離脱の次は『40人の刺客』」の中でご本人がトクトクとそのいきさつを語っている。平野氏が会派離脱を持ちかけると、小沢氏は、

 〈「王道じゃない」と歯牙にもかけずにこう返した。「あんた、後期高齢者になったのに、まだそんな過激発言をするのか。そんなのは奇策だ」〉

 同じ場面が『週刊朝日』(3/4)「民主党分裂が始まった」では、〈「小沢さんは『そんなの邪道だ。民主党を壊すことはしてほしくない』と激怒して、けんかになったんです(以下略)」〉。

 要するに小沢氏と16人の会派離脱は関係がないと言いたいらしいが、小沢氏べったりの平野氏の言うことだから割り引いて聞く必要がある。

 その小沢氏、『文春』によると神話が崩れかけているという。

 1月23日、地元・岩手県陸前高田市の市長選で応援演説を行ったが、〈「川の駅よこた」の演説に集まったのは、たった十一人。次の多目的センターでは百三十人〉。

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