【NQNニューヨーク=横内理恵】2日のニューヨーク金先物相場は3日続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である4月物は前日比6.5ドル高の1トロイオンス1437.7ドルで取引を終えた。中東・北アフリカでの政情不安などを手掛かりとした買いが続いた。一時は1441.0ドルまで上昇し、連日で過去最高値を更新した。
リビア情勢の悪化が続いていることに加え、イランなど産油国に反政府運動が広がるとの懸念も根強い。リスクを取りにくくなった投資家が実物資産の裏付けがある金を買う動きが続いた。
中東地域での混乱を背景に原油価格の上昇が続いていることも金相場の支援材料。原油高でさらにインフレ圧力が高まる可能性が意識され、インフレに強いとされる金が買われた。
銀は3日続伸、プラチナは5日続伸した。
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| 日経平均(円) | 10,586.02 | +93.64 | 3日 大引 |
|---|---|---|---|
| NYダウ(ドル) | 12,066.80 | +8.78 | 2日 16:30 |
| 英FTSE100 | 5,994.22 | +79.33 | 3日 14:21 |
| ドル/円 | 82.18 - .20 | +0.14円安 | 3日 23:15 |
| ユーロ/円 | 114.51 - .54 | +1.50円安 | 3日 23:15 |
| 長期金利(%) | 1.285 | +0.020 | 3日 16:27 |
| NY原油(ドル) | 102.23 | +2.60 | 2日 終値 |
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