機械
潜水艦、6年延命に100億円−防衛省、現有艦活用で試算
防衛省は潜水艦を約6年間延命させるために1隻当たり約100億円が必要との試算を明らかにした。日本周辺海域の警戒監視能力を強化するため、新防衛計画大綱では現在16隻の戦闘用潜水艦を10年後に22隻体制にするとしている。毎年、新艦1隻を就役、1隻を退役させているため、6隻の延命修理が必要になる。延命に関する調査を通じて2011年度中に潜水深度や耐圧強度の制限の可否、部位、期間、費用、民間企業の修理体制の課題などを洗い出す。
防衛予算が縮減傾向にある中、新艦を増やして22隻体制を整えるのは難しい。このため現有艦の活用を検討。潜水艦の耐用年数は約18年間とされており、規定の性能を維持するための延命修理策を探る。すでに戦闘用潜水艦「わかしお」(94年度就役)と同「おやしお」(98年度就役)を対象にした調査研究(実艦調査)を11年度までの2年計画で実施している。
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