米国向け日本食材専門B2Cサイト開設

 アディレクト(滋賀県野洲市、道城 デイビッド真人代表)と同社の子会社であるADiRECT USA Inc.,(本店:米国カリフォルニア州、CEO:Paul Nozomu Dojo)は、日本食材の米国消費者向け販売サイト『ADiRECT Foods.com』を開設した。
 『ADiRECT Foods.com』は、日本各地から依頼を受けた新規アイテムを随時更新するとともに、海外には意外と知られていない食材そのものの深い知識を提供し、日本食材のブランド構築を目指している。米国の一般消費者をターゲットとした日本食材専門の稀有なECサイトとして、登録ユーザーは、受発注履歴や注文食材のトレーサビリティ情報を閲覧可能(一部品目に限定)としている。


 特徴は、トレーサビリティを中核に、同システムを導入または検討中の企業から食材の提供を受け、かつ日本の食材を活かした米国人顧客層向けのオリジナルレシピを開発・提供するなど、海外の幅広いお客様の食生活に受け入れられるMarketingを基本機能に組み込んでいる。
 消費者の食の安全に対する意識の高まりに対応した日本産食材の生産履歴(トレーサビリティ)開示の情報技術、ならびに日本国内での調達→輸出→米国内でのチルド輸送を一元管理する物流ネットワーク運営能力と、信頼性が高い独自の決済体制構築により、他に類例を見ないGlobal e-Commerceを短期日で事業化することができた。
 同社では、すでに海外レストラン等事業者向けサイト『Gourmet Japanese Ingredients』を運営しており、『ADiRECT Foods.com』構築によって個人向け・事業者向けの両方の“ADiRECT Global Marketing Platform”が完成した。
 今後は、特に食材の商品構成の充実とレシピの充実をはかり、全米のユーザーに品質が高く、安全安心が保証された日本食材を届け、日本農産物のブランド力向上に寄与していく方針。同サイトの取扱商品は早期に100アイテム程度とすることを目指し、中期的に米国以外の国々への展開も視野に入れている。そのために、『Gourmet Japanese Ingredients』との連携を高め、提携事業者との協業の中で、取り扱い食材を活かしたより創造的なレシピ等を充実していく。また、農産物生産者とのより密接な関係構築を通じて、日本食材の情報提供の質量を充実し、包括的なマーケティング活動により日本食材の一層のブランド力向上を図る。さらにコミュニティ機能の充実を図り、米国顧客からの反応をダイレクトに感じることができる仕組みを充実する―としている。
 詳細ならびに問い合わせはサイトから。
 

このブログ記事について

このページは、asiabizが2007年3月19日 06:50に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「新グルメ店舗検索サービスを提供開始」です。

次のブログ記事は「「改善」をゲームで体験できるセミナー」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 5.01