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米人気俳優ジョニー・デップ(47)が2日、新作映画「ツーリスト」(5日公開)のキャンペーンのため自家用機で米ロサンゼルスから成田空港へ到着した。1年ぶり8回目となる来日で、400人のファンが待つ到着ロビーへ姿をみせたデップ様の顔はほんのり赤ら顔。機内でゆっくり楽しんだワイン?のおかげか“ほろ酔い来日”となったが、いつもと変わらぬ手厚いファンサービスで、日本のファンに元気な姿を見せた。
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機体着陸の知らせから1時間。待ちくたびれる報道陣の前に姿を見せたデップ様の姿は、まるで“ほろ酔いツーリスト”だった。
丁寧なファンサービスをすることで知られ、本国では「ファンにサインをする時態度が親切な俳優」3年連続1位に輝いたこともあるデップ。だが、実際はとてもシャイな人柄といい、会見など人前に出るときは必ず好物のワインを“ひっかけて”のぞむという。
この日も着陸後1時間近く自家用機内でゆっくりワインをたしなんだのか、それとも酔いをさましていたのか、トレードマークとなった帽子にサングラス、ジャケットにルーズなジーンズというラフなスタイルで姿を見せたデップの顔はほんのり紅潮。調子はどう?という問いかけに「元気だよ」とほほ笑みを浮かべ、手を上げて報道陣の前を過ぎたあとには、アルコールの香りが漂った。
ほろ酔いとはいえ、丁寧なファンサービスは相変わらず。到着ゲートでは「ジョニー!」と大歓声で迎えたファンのもとへまっすぐ向かい、一人一人に目を合わせ丁寧に握手した。車いすで待っていた女性を見つけると、かがんで手を握りながら言葉を交わし、去り際には女性の両ほおにキスをする大サービスもみせ、交流を楽しんでいた。
デップは3日に都内で来日会見と「ツーリスト」のジャパン・プレミアを行い、4日に帰国予定。
(デイリースポーツ提供)
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