『ゴルフボールの独白』

〜ゴルフボールレボリューション〜

 

■ ゴルフボールの生い立ち

   僕たちゴルフボールはこの国で毎年2億個以上が生まれます。
   遠くへ飛ぶこと、まっすぐ飛ぶこと、グリーンでカップの近くに「ピタッ」と止まること
   そしてできれば運よくカップインしてくれればと、
   ゴルファーの底知れぬ欲望に合わせて毎年沢山の新人が現れます。
   生みの親たちはその先進性を大々的にに宣伝するため
   多くの人たちがその新人達に目を奪われますが、
   それがスコアーアップに役立っているのかは? ? ?です。
   上手い人は古いタイプのボールを使っても良いスコアだし、下手な人は・・・

   でも結局ゴルフボールはゴルファーのより良いゴルフライフのために生まれてくるのです。

 

■ ゴルフボール運命

   僕らの進路先はそれぞれ異なっています。、
   人気の新人たちは高級で煌びやかな箱に入ってちやほやされますが
   段ボールのまま「鳥かご」と呼ばれるところへ直行して、ボロボロになるまで打たれる者もいます。
   一見「鳥かご」に連れて行かれるボールが不運と思われるかもしれませんが、
   芸能界などのように人気のある時期は短くて、数年のうちに消え去ることも少なくありません。
   ゴルフボールは人に打たれることだけが仕事なので、ちょっと何かしら悲愴さが漂いますが
   他にも打たれることを目的として生まれる品物も無いわけではありません。

   しかしゴルフボールの本当に暗く深い悲しみは別のところにあるのです。

 

■ 浮かばれないゴルフボールたち

   「鳥かご」へ行った者たちは、ゴルファーの上達のために役に立てることで
   ある意味幸運なのですが、本当に可哀そうなのはあの新人たちなのです。
   ゴルファーの大きな期待のもと高い金額を払って購入してしていただいたにもかかわらず
   それに応えられたボールが果たしてどのくらいいるのでしょうか?
   おろしたての一打でOBになった時の悲劇は言葉では言い表せません。
   人の役に立つために最新の技術の粋を集めて生まれてきたにもかかわらず、
   たったの一度も人の役に立つことなく、
   役に立つどころか「ファー」の叫びと落胆の声を背に
   暗い池の底や、さびしく深い森の中へと旅立つことになります。
   こんな悲劇が毎日の全国で繰り広げられているのです。
   そしてさらなる悲劇は・・・
   ゴルファー本人は自分に降りかかった災難に心を奪われ、
   別れとともにやってくる僕らの悲惨な運命に思いを抱いてくれる人は
   今まで誰一人としていないのです
 

■ 今こそゴルフボールに愛と感謝を!

   数百年以上にわたり、何百億、何千億の報われないゴルフボールたちが
   この悲しい現実を世に広めることができる時代を待っていました。
   インターネットが普及し、世の中の様々な声無き声を広めることができるようになったため
   とうとうこの時期がやってきたのです。
   そこで僕らのおかげで細々と生活を営んでいる人間を見つけ出しました。
   あまり頭も良さそうでないので、うまく乗り移って結構な時間と少しのお金を出させて
   ゴルフボール供養のホームページをを立ち上げさせたのです。。
   2011年からはゴルフボールとゴルファーとの新しい関係が始まるのです。

   ゴルファー達よ目覚めなさい!!
   僕らゴルフボールへの愛と感謝の供養無しに
   より良いゴルフライフを望めないことを・・・