ボール供養の法要に参加し、燃え上がる護摩の炎を見つめる高橋(左)と小林正=名古屋市千種区の医王寺で(横田信哉撮影)
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あらゆる球技で使われたボールに感謝する「ボール供養」が5日、名古屋市千種区の医王寺であり、中日の高橋、小林正が参加した。
使用後で消耗したボールを集め、護摩行によって供養する全国でも珍しい祭事。中日の選手にとっては縁起の良い行事だ。この祭事が始まった2005年には当時ルーキーだった中田、鈴木が参加し、翌年に中田が7勝、鈴木も46試合で防御率1・70と好成績を残した。昨年は高橋と鈴木が参加。高橋は49試合に登板し、鈴木も右ひじの故障から復活を遂げた。
昨年に続いて参加した高橋は「今季は御利益があったと思います。人知を超えた応援を感じていた」。今月中旬に結婚披露宴を控えるが新婚旅行には行かずにトレーニングを続けるという。
初参加の小林正は「祈りの力があるならありがたい」。年末は名古屋市内でトレーニングを積み、年明けに母校東海大で自主トレを再開する計画だ。 (若原隆宏)
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