「日本人は金持ちをうらやましがらない」訪日旅行でイメージ変わった中国人
サーチナ 3月3日(木)11時52分配信
中国青年報は3日、国際面1面を用いて「2010笹川杯作文コンクール」受賞者の日本訪問旅行特集を組んだ。その中で、「日本では、人々は金持ちをうらやましがらない」というタイトルの文章が掲載された。
文章の作者は、冒頭で今回の訪日によって日本と日本人に対する印象が「更新」されたと告白。日本財団の笹川陽平会長や学生、大学教授、ゴミ処理場の作業員など多くの日本人と直接触れ合ったことで、インターネットや新聞、書籍などから得ていた日本の印象とは異なる印象を抱いたとして「認知の方法が異なれば、生まれる印象は往々にして異なるものだ」と感想を述べた。
特に作者は笹川会長に投げかけた質問に対する答えが特に印象に残っているようで、その内容を紹介した。それは中国のGDPが日本を上回ったことに関する質問で、笹川会長はこれに対して「日本のGDPが2位だの5位だのというのは重要ではなく、大事なのはお金を社会福祉のために用いて人々が幸せに暮らせること」「幸い日本は世界で最も貧富の差が小さい国の1つだ。一方中国は貧富の差が大きくなっており、すぐに正さなければならない。日本は相続税の制度によって大金持ちの存在を認めていないし、日本の人々は金持ちをうらやましいと思っていない」と回答した、と記した。
後日、新聞で日本人の「中流意識」に関するアンケート調査の結果を見て「まさに笹川会長がいったとおりだ」と感じたという文で締めくくった作者。日本に対するイメージが大きく変わったとともに、際限なき富の追求に走る自国の人々について何か感じるものがあったようだ。(編集担当:柳川俊之)
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後日、新聞で日本人の「中流意識」に関するアンケート調査の結果を見て「まさに笹川会長がいったとおりだ」と感じたという文で締めくくった作者。日本に対するイメージが大きく変わったとともに、際限なき富の追求に走る自国の人々について何か感じるものがあったようだ。(編集担当:柳川俊之)
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最終更新:3月3日(木)11時52分
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