李大統領が12日にUAE訪問、原発起工式に出席へ

 李明博(イ・ミョンバク)大統領は今月12-14日の日程でアラブ首長国連邦(UAE)を訪問し、2009年に受注した原子力発電所の起工式に出席するほか、ザイード国際環境賞(グローバルリーダーシップ部門)の授賞式にも受賞者として出席する。大統領府(青瓦台)が2日、明らかにした。

 大統領府によると、李大統領は13日にUAEのハリーファ・ビン・ザイード・アル・ナフヤン大統領と首脳会談を行い、経済協力やエネルギー、建設分野などでの協力強化について話し合う予定。また、アル・アインに駐屯している韓国の軍事訓練団「アーク部隊」を訪問し、兵士らを激励するほか、ブラカで行われる原子力発電所の起工式にも出席する。ブラカ原発は、09年に韓国がフランスを抑えて受注した。

 また14日には、ドバイで開催されるザイード国際環境賞授賞式に、グローバルリーダーシップ部門の受賞者として出席し、グローバル・グリーン成長について演説する。李大統領は同日夜に現地を離れ、15日に帰国する予定だ。

 ザイード国際環境賞は、砂漠に囲まれたUAEのグリーン事業に取り組んだシェイク・ザイード・ビン・スルタン・アル・ナフヤン前大統領の功績をたたえ、UAEが1999年に創設した賞だ。過去にはカーター元米大統領やアナン元国連事務総長、英国BBC放送などが受賞している。李大統領は賞金50万ドル(約4100万円)を、環境関連事業への寄付などに充てる予定だという。

権大烈(クォン・デヨル)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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