2011-01-18 02:12:02

若い世代への期待

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一昨日紹介した映画「ソーシャル・ネットワーク」がゴールデングローブ賞を授賞しましたね。

確かに、皆さんも一度観ておかれると良いかも知れません。

ところで、映画を観終わった後に興味深いことがありました。

週末だったこともあってか、すべての上映が満席となっていたのですが、観客はほとんどがなぜかカップル。

そして、そのカップル達の帰り際の会話を聞いていると、男性は「俺も頑張る」とか「起業しようかな」という発言、女性は「かっこいい」とか「○○君もやってみたら?」などのコメントをしている人が多かったのです。

これはとても良いことだと思いました。

今春卒業予定の大学生の12月1日現在の就職内定率は68.8%と、過去最低を更新したそうです。
就職氷河期と言われた1999年よりも6ポイント近くも下回る数字で、70%を下回ったのは初めてです。

「草食系」とか「安定志向」という形容詞で表現される今の若い世代ですが、確かに就職希望も一番は公務員だとか。

安定志向が悪いことだとは思いません。
ただ、日本の復興や将来を考えたときには、「チャレンジ」というのが不可欠な気がしています。

大志をもって、世界にチャレンジするという若い人がもっと増えてくれれば良いなと思います。

ツイッターなどで、人のネットワークが築きやすい状況がありますし、感化することも容易な時代です。

こういう時代だからこそ、ビジネスチャンスはあちこちにあると思います。
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2011-01-17 03:47:14

ツイッターの威力

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昨日フェイスブックについて書きましたが、ツイッターも勢いがあります。

先日、サッカーの稲本潤一選手とモデルの田中美保さんの宿泊デートが、その宿泊先のホテルの従業員によりツイッターで暴露される、ということがありました。

ツイッターなどのソーシャルメディアを中心に一気に広がり、ホテル側も謝罪文を公表するなど、大きな事態に発展しました。

このことは色々考えさせられます。

ツイッターの魅力は「リアルタイム」で「ネタを提供すること」であるわけですが、一方で今回のようなプライバシーとは完全に相反してしまいます。

ちょっと前には評論家(!?)の勝間和代さんが、とあるイタリアンを訪問した際、そこの店長がツイッターで彼女に対する誹謗中傷的発言をし、それをたまたま本人が見つけてフォロアーの多い彼女のツイッターで取り上げたところ、大騒ぎになりました。

有名人はおちおちご飯も食べていられない時代になってきているのかも知れません。

人の絡みではないですが、年末年始は、ツイッターの恩恵をうけ一気に知名度がアップした「グルーポン」が販売した「おせち」があまりにもひどいということで、あちこちで話題になっていました。

だいぶイメージダウンになった感がありますが、これまたツイッターによるから因果なものです。

人は、噂話が好きですし、野次馬心もあるので、そういった欲求を無くすことは難しいのでしょうが、基本的にはすべて「モラル」の問題に関わってきている気がします。

ただ、このモラルの常識が時代と共に変化しているような気もしていて、今のゆとり教育で育った若い世代がツイッターなどのツールを使う場合、このモラルが維持されていくのかは少し心配です。


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2011-01-16 00:15:21

ソーシャルネットワーク

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今日は仕事の合間に『ソーシャル・ネットワーク』を観てきました。

フェイスブックの創業から訴訟にいたるまでのストーリーを映画化したものです。

フェイスブックについては昨年『hirog』で書いたことがありますが、当時は世界で4億人、国内100万人のユーザーが、今
では世界5億人、国内200万人と着実に拡大しています。

先日もワールド・ビジネス・サテライトで特集が組まれていたので観た方もいらっしゃるかも知れませんが、数年以内に国内5000万人のユーザー獲得を目指すそうです。

フェイスブックは、女の子に振られたマーク・ザッカーバーグが、思いつきで作ったハーバードの女子学生の写真比較サイトからスタートしたと言われています。

その後米英の大学内のコミュニティサイト、そして今や世界の一般ソーシャルネットワークサイトへと発展してきました。

当然ながら投資家の注目を浴びるわけですが、映画ではナップスターの創業者のショーンも出てきていました。

世界的に著名なVCであるセコイアキャピタルの面談にパジャマ姿で行って投資を断ったという伝説があります。

大学在学中にマーク・ザッカーバーグは、今もまだ26歳。

フェイスブックは2007年10月にマイクロソフトから出資を受け(時価総額換算すると1兆6500億円)、つい先日は、ゴールドマン・サックスなどが出資していますが、そこから逆算すると時価総額は約4.2兆円(500億ドル)にもなっています。
国家予算みたいですね・・・(^^;)。

国内では、ソーシャルネットワークサービスというと、「mixi」や「GREE」が人気でフェイスブックは苦戦していると言われています。

その理由としてメディアは日本では匿名性がウケているので、基本実名方式であるフェイスブックは厳しいと言っています。

私は、ニーズが違うのでそうは思いませんが、個人的には我々日本人にはあのインターフェイスが分かりにくいような気がしています。
携帯版も以前に比べると良くなっていますが、使いやすいとは言えないと思います。

ただ、逆にタイムライン(同じページ)で何でもできる技術はすごいと思います。

近く、「フェイスブックを超えるサービス」、つくってみせます!
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2011-01-15 02:28:14

突飛なアイデア

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アイデアが出つくしたり、視点を180度変えて物事を考えると、突飛なものが生まれたりします。


最近このようなアイデアに3度巡り合いました。


一つ目は、行動観察により「売上を増やしたり効率をアップする」というもの。

アンケートとかでの意識、顕在化している部分だけでは計り知れない要素を、行動観察という手段で分析して、改善案を出すというもの。

関西電力で事業化しており、相当な引き合いがあるとか。


心理学や人間工学などに基づいて今まで気づかなかったものを発見するので、まさに盲点をついたものと言えると思います。

通常のマーケティングの発想や業務改善プロセスではない新しい角度からのアプローチです。


二つ目は、本の題名。

最近は、タイトルでインパクトがあるものが売れる傾向があります(個人的にはあまりに偏り過ぎているような気がしますが・・・)。


昨年は『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』がベストセラーとなりましたが、今年もその流れが続いていて、先日は「ガンダムに学ぶ経営学」という本を目にしました。

内容よりも何よりも「タイトル」で人を惹きつけ販売を促すというものです。


三つ目は、「ガリガリ君入りのソーダ」ソーダ水にガリガリ君(氷アイス)が入っているのです。

とても美しい色でひと目惚れです(笑)。



中国好きで好奇心旺盛な男のブログ


料理でもたまに意表を突いた組み合わせはありますが、飲み物でこの組み合わせはすごいと思いました。


最近、よく思うのですが、事業ってナンバーワンを目指すだけが全てではない気がしています。

むしろ「ナンバーワン」よりも「オンリーワン」の方が重要なのではないかと・・・。


ユニークなサービスやビジネスモデルは、誰でもできるものじゃないし、やっぱり魅力的だな~と思います。

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2011-01-14 02:49:38

尾崎豊

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1992年に26歳の若さで亡くなった伝説のシンガー「尾崎豊」。


ちょっと臭い表現ですが、彼は「我々世代の青春そのもの」です。


独特の字余りの曲で、世の中に訴えかけるあの姿は格好良かったし、楽曲も素晴らしかったので大好きでした。


その尾崎さんの半生を描いたドラマが3月下旬にテレビ東京系で放映されることが決まりました。


逆に、彼の影響度を考えれば、どうしてこれまで無かったのかが不思議ですが、その理由には尾崎のイメージを壊さずに彼を演じることのできる俳優が居なかったということもあるようです。


この尾崎豊20th特別企画「風の少年~尾崎豊 永遠の伝説」は、彼の音楽プロデューサーだった須藤氏の原作をもとにつくられたもので、主演は「成宮寛貴」さんです。


成宮さんは悪くないのですが、個人的には、尾崎さんの長男である尾崎裕哉さんに演じて欲しかった気もします。

裕哉さんはもう21歳になり、昨年秋にANAのテレビCMで尾崎さんの「I LOVE YOU」を歌っていたことでも話題となりました。


尾崎豊といえば、この「I Love You」のほかに、「卒業」「15の夜」などが有名ですが、個人的には「シェリー」が一番好きです。


私は尾崎さんの歌が大好きで、カラオケに行けば必ずといって良いほど、彼の楽曲を歌います。
いつ歌っても名曲だな・・・と思います。


ちなみに、本ドラマに先行して、BSジャパンで2月12日に「放熱の彼方~尾崎豊 知られざる伝説」が放送されるそうで、こちらでは今を生きる人々の中で尾崎の歌が生き続けており、彼らの懸命な生き様を描いたドキュメンタリーだそうです。


ともに要チェックです。

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2011-01-13 01:18:39

ZOZOTOWN

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最近、あちこちで目にする「ZOZOTOWN」。


日本最大のファッションコマースサイトを標榜しています。


ZOZOTOWNを運営するのは、千葉に本社を置く「スタートトゥデイ」という東証マザーズに上場している会社です。


聞き慣れない社名ですが、この会社の企業理念は「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」で経営理念は「いい人をつくる」と、とても分かりやすくなっています。


2004年にインターネット上に「街」を見たてたデザインでスタートしたのですが、その頃私は自分達がやっていた「NetVillage」サービスを思い出していました。


同社は、2007年に上場して以来、順調に業績、株価が上昇していて、本年度は売上230億、経常利益46億円の見込みで、時価総額が1,266億もあります。


地道にスタートしながら、会員を大事に育て、ここまで持ってきたのだと思います。
不景気で業界環境の変化があるなか、ここへきて更に業績を伸ばしているのは素晴らしいと思います。


ちなみに、スタートトゥデイは、決算説明会で社員が合唱をしたり、先日は社長が着ぐるみで決算説明会に参加したことでも話題になりました。


特に最近は、大掛かりな広告宣伝をやっていて、電車の中や雑誌、ラジオに至るまであらゆるところで「ZOZOTOWN」を目にします。


しかも、先日は「スタートトゥデイ」の社長が、千葉のマリンスタジアム基金に1億円を寄付したというニュースが流れていました。(千葉市の熊谷市長のツイッターでも流れていました)


個人で1億と言ったら相当な大金だと思うのですが、これも経営理念の表れなのかも知れません。


機会があったら、前澤社長に一度お会いしてみたいものです。


今個人的に最も注目したい会社の一つです。

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2011-01-12 02:59:03

中国の戦友

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私の中国の知り合いの話をするとき、忘れられない方が「袁」さんです。


袁さんとは2003年に私が中国に赴任して間もない頃に知り合い、その後ときどき情報交換したり、食事を一緒にさせていただいたりしています。


袁さんは、名古屋大学で講師をしていたこともあるくらい、もともとはITとは全く関係ない堅気の仕事をされていたのですが、悪友(笑)であるイーフロンティアの安藤社長
http://ameblo.jp/fonfun/entry-10672245171.html
の誘いにのって、中国法人の手伝いをしたのがきっかけで、上海でIT関連のビジネスをされるようになりました。


全く経験が無いのに、イキナリ携帯電話向けのコンテンツプロバイダーを始めたり、日系企業で初(!?)のPC向けパッケージソフトを中国で販売したり、ということをしていました。


屈託なく話が出来る方で、性分的にはガキ大将という感じで、いつも豪快です。

面倒見もいいので、人脈が広く、名立たるVCのマネジングディレクターから、飲み屋のママまで、袁さんのファンは少なくありません。


ちなみに、袁さんは孫正義さんの弟である孫泰蔵さんとも親しい関係にあります。


行動力もあり、私が「麻雀をしながらマッサージをするのが夢だ」と出会った頃に話したら、数ヶ月後にはそれを実現してくれました(笑)。


先日上海に出張に行った際に、久しぶりにお会いしたのですが、かなりスリムになっていて、表情にも余裕が出てきていました。


今は投資をやりながら、個人でも新しいビジネスを始められていました。


これまでの彼の経験から、個人的に色々アドバイスをいただきました。


当時、日系企業の現地代表として、共に悪戦苦闘した時代があることから、私のことを「戦友」と言ってくれていますが、今後もこの関係を続けていきたいと思います。


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2011-01-11 01:23:42

実用性を無視した設計

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海外出張時にホテルに宿泊などしていると、実用的じゃない設計に出会うときがあります。


先日も上海に昨年出来たホテルに宿泊したのですが、確かに内装は綺麗で設備もきちんとしていて快適なのですが、問題は水回り・・・。


まず、バスタブと洗面、脱衣ホールを分ける仕切りがありません。
お風呂に入るとホールがビショ濡れになります。


加えてバスタブには、同じデザインの蛇口(!?)が3つ付いているのですが、特に何も文字が書いていないため、何の蛇口か分かりません。


ちなみに、バスタブの温水、バスタブの冷水、シャワー、それぞれの蛇口だったのですが、更に分かりにくいのは、温水と冷水の蛇口が水が出るところの左右についているためか、開ける方向が逆になっているのです。


ホテルなんて初めて使う人が多いわけで、全くそういうことを考えていない無神経な設計だと思います。


次にシャワールーム。
ガラス貼りのシャワールームはいいのですが、隙間があり水が外に漏れます。


また、ドアが外に向かって開けるようになっているのですが、ドアを開けると水がドアの下にしたたり落ちるので、ホールが水びたしになるのです。


自分は設計士だったのでよく分かるのですが、建築設計の場合、こういうデザインに溺れて、結果とても使いにくくなっているケースが少なくありません。


ついでですが、ビジネスホテルについている「歯磨き」や「シェーバー」などのアメニティは、どうしていい加減、というか使えないものが多いのかなと不思議でなりません。


とりあえず用意だけした感がありありで、歯磨きは磨いているうちに抜けてくるし、シェーバーは剃れないばかりがすぐ傷がついて血が出てきます。


安いからか、業者との癒着なのかは分かりませんが、いつも残念な気持ちになります。

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2011-01-10 01:37:43

江~姫たちの戦国~

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「龍馬伝」の最終回のときには、あちこちで話題になっていましたが、私は坂本龍馬は好きなものの、福山雅治さんが主演だったこともあって、なんとなくミーハーな感じに好感が持てずに結局見損ねてしまいました。


さて、年が明けて、今年のNHK大河ドラマは「江」。

私が大好きな戦国時代を舞台としたストーリーなので、以前から気になってい「江」に関連する雑誌やニュースを気を付けて見ていました。


「江」は有名な浅井三姉妹の末っ子。
織田信長が叔父であり父の仇にもあたるという数奇な運命を背負いながら、徳川3代将軍の家光を生み、天皇の祖母にもなる(娘が後水尾天皇に嫁いで明正天皇を産んだ)のですから、日本の歴史に多大なる影響を及ぼした女性だと思います。


これまでは秀吉の側室であった「茶々」が題材に取り上げられることが多かったので、「江」は晴れて表舞台に登場という感じですが、この「江」を演じるのがまた、私の好きな女優である「上野樹里」さんなのです。


上野さんは、以前私が時間潰しに観た映画「のだめカンタービレ」でも主演をしていましたが、実に表情豊かで素晴らしい女優さんだと思うし、勝手ながら上野さんと江さんはどこかイメージが重なる部分があるので、どんな演技を見せてくれるのか楽しみです。


ちなみに、今日は初回ということで、「江」の母である織田信長の妹「お市」が「浅井長政」に嫁いで、その後関係が悪化した織田との戦争の中で「江」を産むところまででした。


信長演じる豊川悦司、浅井長政演じる時任三郎、市演じる鈴木保奈美さん、そして茶々の演技が素晴らしくて、初回から涙してしまいました。


私は歴史ドラマが大好きなので、NHK大河ドラマにも興味はあるのですが、連続して見ないと意味がない気がして、一つのタイトルを一度もまともに通して観たことがないのですが、「江」は制覇してみたいです(^^)。


個人的には、この閉塞感のある今、このような意思の強い女性が自分の使命を全うしていく姿は間違いなく注目を得ると思いますし、今年の一番の話題になると思います。

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2011-01-09 01:21:51

米国スマートフォン市場とBlackberry

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米国のスマートフォン市場において、Android端末を使っているユーザーが、iPhoneユーザーを超えたという記事が出ていました。


2010年11月現在の米国のスマートフォンユーザー6150万人中、Androidを使っているユーザーが26%、iPhoneユーザーが25%となり、初めて逆転したというものです。


iPhoneはアップル単一メーカーで、Androidはたくさんのメーカーが出しているから冷静に考えれば当然といえば当然なのですが、Androidの勢いは止まらない感じですね。


ちなみに、既述したAndroidとiPhoneのユーザーの割合を足しても51%にしかならないのですが、米国でスマートフォンで一番ユーザーが多いのはBlackberryで33%となっています(他にはMicrosoft(windows mobile)やPalm)。


Blackberryは、RIMという会社が1997年(つまりfonfun設立と同じ年)に開発したスマートフォンです。
メールやグループウェアが中心で、ビジネス活用がメインということで、個人的には日本のスマートフォンの概念には入りにくい気もするのですが、米国ではとても人気があります。


ちなみに、かつてはリモートメールの参入障壁などの質問で、よくBlackberryとの比較を質問されることがありました。


Blackberryはハードソリューションで、リモートメールはソフトソリューションというのが分かりやすいのですが、会社やプロバイダーのメールを読み書きするという機能は同じだったので、そういう疑問が多かったのでしょう。


結局リモートメールとは直接的な競合にはなっていません。


というか、あくまで個人的主観ですが、あの形状とかデザインはとてもかっこいいとは思えません(笑)。

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