オリ朴賛浩　５日Ｄ戦デビュー

　オリックス朴賛浩投手（３７）の対外試合デビュー戦が、５日の中日とのオープン戦（ナゴヤドーム）に決まった。２日、福間チーフ投手コーチが「（週末の中日２連戦の）初戦に先発させます」と明言。岡田監督は日程を見つつ「朴に関してはパ・リーグに当たらんと行けそうやからな」とニヤリ。公式戦開幕まで、パのライバル球団との対戦を一切回避する考えを示した。

　メジャー１２４勝右腕に“オカダのカーテン”を引く。開幕まで３試合のオープン戦登板を予定している朴。５日に先発すれば、その後は１２日の巨人戦、２０日の広島戦（いずれも京セラドーム大阪）あたりの登板が有力。打者の手元で微妙に動く球が持ち味ということで、今後数多く対戦する同一リーグの打者に手の内を隠して本番に臨ませる戦略だ。「これからの課題は球数とイニングを多く投げること」と語る朴。まずは和田、森野らを擁する強竜打線を相手にベールを脱ぐ。　（中谷秀樹）