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<中東の事態を受け、海外での建設受注が昨年の1/4に>
2011年3月2日6時31分
韓国 yonhapnews.co.kr YONHAP NEWSソウル=聯合ニュース
カン・コンテク記者
http://www.yonhapnews.co.kr/economy/2011/03/01/0302000000AKR20110301059100003.HTML?template=2089
※日本語機械訳意訳
写真 1
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先月17日、リビアのデルナにある、韓国企業による住宅の建設工事現場に乱入した
現地の住民たちが火を放ち、煙が出ている様子。(資料写真)
チュニジアを皮切りに、エジプト、リビア、バーレーンなどで民主化の風が吹き荒れ、
中東への依存度が高い我が国の建設業者の年初受注実績が底を打っている。
2日、海外建設協会によれば、
今年1月~2月の国内建設会社の受注した海外工事は全62件、64億1千143万ドルで、
前年同期の受注額、254億8千924万ドルの25%に過ぎないと明らかにされた。
昨年に比べて振るわないスタートを切った理由としては、
最大市場の中東地域での実績が充分でなかったためだ。
今年、1月~2月の中東の国々で受注した工事受注額は、計38億4千79万ドルで、
前年同期211億1千388万ドルの18%に終わった。
国内の建設会社の海外全体の受注額において、
中東地域が占める比重は、2007年には57.3%、2008年には57.1%、2009年には72.7%、
2010年には66.0%、2011年(1月~2月)では59.9%等、毎年全体の半分以上を軽く上回るほどだ。
写真 2
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リビアのトリポリで勤務していた、ある建設会社の職員たちが、
先月24日の午後、仁川(インチョン)空港を通じて入国、帰国している様子。
左側から、キム・ジョンヨン部長、イ・テソン次長、ジョン・デジン代理。(資料写真)
これに伴い、海外建設市場の主戦場である中東と北アフリカ一帯での情勢不安が、
早くも悪影響を及ぼしているのでないかという憂慮が出ている。
特に、国内の建設業界によれば、
単一国家では三番目に大きい市場であるリビアの内戦が、簡単に安定するような兆しが見られない点から、
むしろ、これからが問題だという危機意識が出ている。
過去、現代建設が湾岸戦争時に、
イラクで11億4千万ドルの未納の工事代金を受け取るのに困ったこともあり、
サウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)など、
隣接国にまで反政府デモが広がる可能性も念頭に置かなければならないためだ。
韓国建設経営協会の関係者は、
『今年に入り、日本やフランスなどの先進国の価格競争力の回復などにより、
国内の建設会社の受注環境が悪化した上、
中東地域の情勢不安まで重なり、海外受注目標の達成も困難では?』と見通している。
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