【随想】 50代最後の歳を迎えて
過去・現代・未来を考えて見る
今日、59歳の誕生日を迎えました。本日のブログは過去を振り返り、未来といっても若い人ほど時間は残されてはいませんが、どのように生きたいのか、それを考えて見ることにしました。
入試問題のネット投稿で東北地方の予備高生の関与が疑われていますが、考えて見れば私たちの時代は、パソコンも携帯電話もありませんでした。
今の時代携帯電話やパソコンがなかったら、どれほど不自由かと思うともう想像を絶するくらいです。パソコンにしても携帯電話にしても、その出現はそう遠い昔ではありません。
私がこれから後15年生きられるとした場合、これからの社会とはどのような社会となるのか?余り考えたこともありませんが、結構SF(サイエンス‐フィクション)映画などは好きな方なので、考えることは嫌いではありません。
どのような社会になるのか?
未来社会の大きな特徴はパソコンなどは、いちいち指でキーボードを叩かなくても、音声で自動的に操作できるモノとなっているでしょうし、テレビとパソコンが合体、しかもテレビ電話の画面も一体となったものが出来ていると思います。
また、普通の生活の場にロボットが大量に進出、これまでのようなテレビゲームは姿を消して、ロボットを相手にゲームを楽しむような社会が表れているかも知れません。
尤もこのような社会が出現するときには、私の寿命はもうわずかでしょうから、それを使いこなすこともなく、それを目にするだけで終わるかも知れません。
人間にとって未来とは輝ける科学技術の進歩で、益々暮らしやすいというか、その利便性は向上するばかりですが、果たしてそれが本当に人間にとって幸せなことなのか?
そのことについても考えて行かなくてはならないと思います。
順序が逆になってしまいましたが、過去を振り返って見た時に、では携帯談話もパソコンもテレビゲームもなかった時代、私たちの子供の頃はでは幸せでなかったのか?
そのように問われたら、その頃もやはり楽しかった時代だと言えるのではないでしょうか。本日は3月3日でひな祭りの日ですが、子供の頃は両親が蔵から出してきて飾ってくれるひな人形が楽しみでした。
今のような綺麗なものではありません。豪華な飾りではなかったものの、当時の子供心には目を奪われるものがあったと思います。その飾られたひな人形を背にして、妹と二人で座っている写真を母が大事にしまっていました。
最近それをタンスの奥から発見し驚きました。農家に嫁いできた母にとって、忙しい日々の中における子育ては本当に大変な苦労であったと思います。
今こうして自分が生活出来ているのも、母が頑張って私を育ててくれたからだと思います。本日は先ず母に59歳になったことを告げ、感謝の言葉を言いたい。
母は今年人工透析9年目です。昨年父が亡くなり一時弱りかけ入退院を繰り返しましたが、まだ気丈に生きています。親不孝ばかりしてきた私ですが、母と一日で長く過ごしたい。
まだまだ母から聞きたいことがあります。
最近は痴ほうが少しありますが、過去のことはしっかり覚えています。朝誰が訪ねてきたかは、忘れることはあっても、昔のことを忘れることはありません。
一昨年、介護士の資格と得て、現在痴呆症の老人施設で働く妻によると、痴呆症を患ってもすべての記憶が消えるのではなく、過去の記憶でもしっかり覚えているものがあるそうです。
年老いても忘れない出来事、しっかりと記憶される出来事。
それを頭に心に刻みたいですね。これから5年、10年と出来るものならば、このブログを書き続けて見たい。いや書けなくなったら声だけでも残しておきたい。
皆様と共に、この時代を生き、そして祖国日本の為に、未来を生きる若者の為にも、もうひと踏ん張りしたいと思っているところです。
このブログを見ている皆さんへの私からのプレゼントです。
共にこの映像を堪能しましょう。
若者に伝えたいのは現在の我々の姿ではない。我々のために戦った世代の“魂”です。
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★お知らせ
昨年好評だった手作りのりんごジュースを今年も作りました。今年は新しい専門の箱も製作しましたので、その箱に入れて販売します。
ジュースは二本入りセットの販売です。
720ミリリットル入りで1500円となります。
昨年は黒猫ヤマトで送りましたが、今年は郵便小包のほうが幾分安いのでそちらで送らせて頂きます。
送料は下記の通りです。二箱まではこの料金です。
関東・東京 650円
中部・北陸 730円
大阪・近畿 990円 中国・四国 1060円
九州 1140円 北海道 730円
注文はメールにて受付します。
fukushimaseto@gmail.com