はやぶさ:微粒子の初期分析始まる

2011年1月22日 21時42分 更新:1月23日 12時45分

「はやぶさ」が持ち帰った微粒子を分析するCT装置を説明する土山明・大阪大大学院教授=兵庫県佐用町のスプリング8で2011年1月22日午後3時23分、小松雄介撮影
「はやぶさ」が持ち帰った微粒子を分析するCT装置を説明する土山明・大阪大大学院教授=兵庫県佐用町のスプリング8で2011年1月22日午後3時23分、小松雄介撮影

 小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰った微粒子の初期分析が22日、兵庫県佐用町の大型放射光施設「スプリング8(エイト)」で始まった。

 対象となるのは0.03~0.1ミリの微粒子約40個。26日まで、強力なエックス線で微粒子をコンピューター断層撮影して詳しい形状や内部構造を調べる。微粒子はその後、国内の他の分野の研究者に送られ、詳しく調べる。分析チームリーダーの土山明・大阪大大学院理学研究科教授は、「予想もできないような発見をしたい」と語った。【曽根田和久】

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