――中日、阪神時代は下位に沈むチームに闘争心を植え付けてきた。楽天ではどうするか。
「低迷しているチームを受け持つのは慣れている。阪神時代は『負けて当たり前』という雰囲気が染みついていて、どう洗い流すかが問題だった」
「だから『そんなんで優勝できるか、巨人に勝てるか』ということを常に意識させ、激しい練習をやらせた。そうすればおのずと心も鍛えられる。楽天では、まだそこまで出してはいない。いきなり100パーセント見せたら選手たちがパニックを起こしちゃう。実戦に入ってじわじわとね」
■おやじであり、学校の先生でもあるかな
「中日のころは一緒に現役やっていた選手もいたし、兄弟のような関係で『俺についてこい』という感じだった。それが少しずつ親子のような関係になってくる。今はおやじであり、学校の先生でもあるかな」
「年を重ねるごとに選手との関係も変わってきた。変わらなかったら、自分も成長していないということになるからな。いろいろ方法は考えていますよ」
――中日、阪神時代のように大型補強で松井稼、岩村と2人のメジャー経験者をさっそく獲得した。
「球団側も『今年の売りはこれでいきましょう』とすぐ即座に動いてくれた。その意味でスタートとしてはやりやすかった。補強はスピードが大事だから」
■GM的な感覚は常に意識
「阪神時代には電卓を持っていた。誰をとって、誰を出すか。もちろん予算というものはあるけれど、そこは多少はみ出てしまう部分があっても覚悟してもらう。ただ、『絶対損はさせない』といって納得してもらった。ゼネラルマネジャー(GM)的な感覚は常に意識して持っている。現場を指揮してやっているんだから、チームに何が足りないのか一番わかる」
「選手には好不調の波があるし、故障してしまうこともある。だから調子がいいときから、(早めに補強に)動かないといけない。岩隈が残留したからといって、投手陣の補強がいらないかというと、そうではない」
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