Tue, March 01, 2011

King Richard Ⅲとtwelfth nightと・・・

テーマ:Shakespeare

まずは『リチャード三世』を読み終えました。


すこしは原書に慣れてきて、大分ペースアップしてきたかな。


比喩はまだまだ結構(かなり?)しんどいけれど

語彙数の膨大なシェイクスピアとはいえ、同じ語は何度も登場しますし

読めば読むほど、読みやすくなるものですねーやっぱり。

でも、シェイクスピア戯曲と普通の小説(洋書)を同時に読もうとすると、頭がかなり混乱します。まずいぞ。



魅力的な表現や文って、特にシンプルな文。


結末に近い亡霊のシーンとか特に読みやすいし

お気に入りシーンのひとつ、アンを口説き落としちゃう場面とか・・・・・ああ、もう、いいよ!(≧▽≦)ハート


アル・パチーノのあの姿が目に浮かんで仕方ありませんでした。


海外文学が好き。本が好き。古い映画が好き。-SN3F0628.jpg


シェイクスピアの朗読CDが欲し~い! 」に書きましたが、


結局、『十二夜』の朗読CDを買いました♪


いいです!胸ときめきます!(≧▽≦)


最近はもっぱら、オペラのCDかこればっかり。

就寝前の読書のお供も、ワインのお供もこれ。

もちろんシェイクスピアのお供もこれ。

そのまま付けっ放しで(もちろんスリープモードにして)

シェイクスピアに包まれながらの就寝・・・・・。


ものすごく幸せです(=´∇`=)


ただ、朗読CDなので

音小さいと聞き取れないからやや大きめにしています。

げっぷの音が響き渡るのが・・・・・・・・・(苦笑)




↑購入後に、

「これは原書欲しい!読みながら聞きたい!」と思って、すぐに買い足した本たち。


海外文学が好き。本が好き。古い映画が好き。-SN3F0627.jpg


どれにしようか散々迷い、今回初めてオックスフォード版のにしてみました。

BBCドラマに出演していた女優さんにそっくりだわ。


オックスフォードのOxford World's Classicsシリーズのはオースティンの『分別と多感』も持っていますが

シェイクスピアでオックスフォードは初めてです。



見た目の高級感は、表紙の光沢からかアーデン版のほうが上だと思うけど

オックスフォードの表紙ってかなりステキなものが多い!


紙質も良いですよ。

サイズはアーデンとほぼ変わりません。


ペンギン版が一番小さい分軽いけど

注釈がないから困るっていうのと

やっぱり研究には使わないから、結局後で買い足さないといけなくなりそうで・・・・。



アーデンは厚めの作品だと重いのが難点だけれど

オックスフォードはより軽い素材で出来ているため持ち歩きには向いていますね。


論文を書く際にはどれか一つに統一させねば・・・・・・・・ですし

アーデンで行こうかなぁと思ってますが

いざとなればその箇所だけ図書館でアーデン探してきて引用してもいいしなぁ。


主にアーデン、次いでオックスフォード、

でどんどん集めていこうかな、と思ってます。



海外文学が好き。本が好き。古い映画が好き。-SN3F0629.jpg


参考までに、オックスフォード版の『十二夜』です。


注釈が下ぎっしりあるのが分かりますかー?

まだ読んでないけど、量的にはアーデンと変わらないかな。




それと、小田島雄志さん訳の『十二夜』、『から騒ぎ』、『リア王』を買い足しました。

大学図書館でも市立図書館でも、申し訳ないほど借りてきている作品だし

まず死ぬまで読むだろうから、どんどんこちらも増やしていくつもりですウッドストック


これでこのシリーズは6冊揃いました。

まだ6冊・・・・・。


もちろん翻訳不可能な部分はありますし、翻訳が原書を超えた!なんて言わないけれど

小田島雄志訳自体が好きなので、原文とはまた違った魅力がありますから顔



  • なうで紹介
  • mixiチェック
  • ツイートする

コメント

[コメント記入欄を表示]

1 ■ご存知だとは思いますが…

喫茶店で、若いお姉ちゃん達の会話を耳にしつつ、
こなれた解り易い日本語ってどういうのかな、と考えながら練られた訳だそうです、
小田島訳はw
学生時代、ついた教授にききましたから、恐らく本当でしょうww
懐かしいなあ。十二夜は授業でやったので訳買ったんですよね、英文科ほぼ全員w 
勿論先生には内緒ですが、絶対解ってたと思うww
生協に、代表して2人くらいが行って、「22冊お願いします」って注文するんですよ。超お得意様www

私は卒論も修論もジョン・ダンだったので、
本を探すのも大変でした^^;

2 ■コティさん

喫茶店で書く・・・・という執筆業の方って多いですよね~!小田島訳の駄洒落は凄いから、最初はかなーり違和感あったんですけどね・・・ヽ(;´ω`)ノ

それぞれ買うんじゃなくって、まとめて買っちゃうのが凄いです!しかも大学生協って!(笑)
どうしてもそういう講義って訳読んじゃいますよね~・・・・
翻訳が出ていないの、となると当然知名度低くなってしまいますし(´・ω・`)

卒論からコティさんはジョン・ダンだったのですねー!(*^^*)時代が近いのでちょっと親近感が・・・・。
本には全然困りませんが、読んでも読んでも読んでも読んでも・・・・読みきれませんね、やっぱりヽ(;´ω`)ノ

3 ■スゴイですね

僕の英語力では、いくら注釈があっても、そんなにサクサクとシェイクスピアの原書を読めないので、尊敬します。
注釈自体も結構難しかったりもしますし。
僕は時間を掛けて『ハムレット』を読んで、ようやく3周目に入りましたが、やっと少しずつわかりかけてきたような気がします。
朗読CDも、テキストがないと、まず聴き取れませんね。
でも、すぐに読んだり聴いたりしなくても、手元に揃えておくのはいいことかも知れませんね。
小田島訳が大変苦心されているのはよくわかります。
『ハムレット』の1幕2場、「A little more than kin, and less than kind.」を「親族より近いが、心情は遠い」と訳されてますが、「kin」と「kind」の韻を「親族」と「心情」で、「more」と「less」を「近い」と「遠い」で表現されているんですね。
翻訳だけだと、今ひとつしっくり来ませんが、原文を読んでわかると嬉しいものですね。

4 ■シェイクスピアになりたいさん

私はシェイクスピアになりたいさんほど、しっかりと精読していないので・・・・・・というのがあると思います~。
朗読CDはシェイクスピアになりたいさんがアップされていなかったら、まず買うこともありませんでした。ありがとうございます!
いいですねぇ~・・・・・これ(=´∇`=)
もう一つくらい欲しいです^^

原文と翻訳照らし合わせると、これまた面白いですよねー!『ハムレット』は特に韻の洒落のようなものが多いですし、より面白いのかなと思います。sunとsanをかけているところが特に好きです^^


コメント投稿

コメント記入欄を表示するには、下記のボタンを押してください。
※新しくブラウザが別ウィンドウで開きます。

一緒にプレゼントも贈ろう!