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ページ更新時間:2011年3月2日(水) 14時42分
ウナギ産地偽装、元常務に有罪判決
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台湾産のウナギを「愛知県産」と偽って販売したとして、不正競争防止法違反の罪に問われたウナギ輸入販売会社の元常務の裁判で、東京地裁は、元常務に執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
ウナギ輸入販売会社「セイワフード」の元常務取締役・岩井裕和被告(55)は、おととし12月から去年5月まで、台湾から輸入したウナギの蒲焼きなどおよそ1トンを「愛知県産」と偽って販売したとして、不正競争防止法違反の罪に問われています。
2日の判決で東京地裁は、「産地偽装が繰り返し社会問題化するなかでの大規模かつ悪質な犯行で、消費者に大きな不安感を与えた刑事責任は重い」として、岩井被告に懲役1年6か月、執行猶予3年と罰金100万円の有罪判決を言い渡しました。(02日14:30)