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忠犬ハチ公がんだった…肺から心臓へ

 飼い主の帰りを待ち続けた忠犬ハチ公が死んだ後、東京大で76年間保存されていた臓器を磁気共鳴画像装置(MRI)などで分析し、ハチ公はがんだったと確認したと、中山裕之東大教授(獣医病理学)らが1日、発表した。死んだ直後の解剖結果から、これまで死因は寄生虫によるフィラリア症とされていた。中山教授は「どちらが直接の死因になったかは分からないが、両方とも死因になりうる重大な病気だ」と話している。中山教授によると、飼い主が東京帝国大教授だったことなどから、1935年3月8日にハチ公が死んだ後、心臓と肺、肝臓、脾臓(ひぞう)がホルマリン液に漬けて保存された。この臓器を詳細に観察した記録がないことに中山教授が気付き、昨年暮れからMRIと顕微鏡で観察。心臓と肺の広範囲に悪性腫瘍を確認した。肺で発症し、心臓に転移した可能性が高いといい、死因の1つと結論付けた。フィラリア症に感染していたこともあらためて確認した。秋田県大館市によると、ハチ公は雄の秋田犬で23年生まれ。生後約2カ月で飼い主にもらわれ、その死後約10年間、帰らぬ飼い主を渋谷駅で待ち続けたという。(共同)

 [2011年3月1日21時59分]


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