新人選手研修会が2月28日、東京都内のホテルで行われ、育成枠や審判員らも含めて103人が参加した。会の中で「話し方・インタビューへの対応」講座の質疑応答者に日本ハムのドラフト1位・斎藤佑樹投手(22)=早大=と巨人のドラフト1位・沢村拓一投手(22)=中大=が指名された。講師の元ニッポン放送・深沢弘アナウンサーは「話の内容は沢村君の方がある」と指摘。ドラ1対決第1ラウンドで佑ちゃん、沢村に敗れた。
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佑ちゃんが沢村にまさかの敗戦を喫した。ただし、場所はグラウンドではなく、新人研修のインタビュー講習だった。
まずは、パを代表し佑ちゃんが壇上へ。講師の深沢アナウンサーから11年のNPBスローガン「覚悟」について1年目から覚悟はできているかの質問に「アマからプロになったということで24時間野球に費やしたい」と答えるなど、その後の質問も無難に応対した。
今度はセを代表し巨人・沢村が登場。同じ質問に「人間いいときもあれば悪いときもある。悪いときでも困難に立ち向かい練習していきたい。逆境をバネにしていきたい」と力強く答えるなど、複数の質問に堂々と応対し、深沢アナから「完ぺき!」と評価を受けた。
深沢アナは両選手とも合格点を与えたものの、佑ちゃんは口の開きが小さい点や若干の早口等の問題点を指摘。さらに「斎藤君より沢村君は(話に)深みがあった。(斎藤は)多くの報道陣に囲まれ、うかつに物が言えなくて用心深くなるんだろうけど」と過熱するフィーバーに同情しつつも、もっと本音をさらけ出すように勧めた。
まさかの“敗戦”を喫した佑ちゃんだが「楽しかった」と笑顔を見せた。深沢アナの指摘には「(本音を)だんだん出して行けるようになればいいですね」と受け止めた。今後はさわやかさに本音も織り交ぜて、ファンを喜ばせるつもりだ。
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