スポーツメニュー

ここから本文

スポーツスポーツのRSS

元琴光喜らを書類送検へ…客と胴元約30人

2011.3.2 02:27
操作メニューをスキップして本文へ
特集 : 相撲

 警視庁組織犯罪対策3課は1日、野球賭博に関与していた疑いが強まったとして、賭博容疑や賭博開帳図利容疑で元大関琴光喜(34)や元大嶽親方(元関脇貴闘力)(43)ら約30人を週内に書類送検する方針を固めた。

 元琴光喜は野球賭博が発覚するきっかけとなった恐喝事件の被害者だったが、賭博の客として初めて立件される。野球賭博への関与を認めた角界関係者が大量に書類送検されることで、昨年5月から続いていた事件は節目を迎える。

 組対3課は賭博開帳図利容疑で、胴元と呼ばれる主催者側の元幕下山本俊作被告(35)=同ほう助罪で起訴=らを追送検、白鵬の元トレーナーを書類送検する。

 捜査関係者によると、元琴光喜らは山本被告が主催した野球賭博に参加した疑いが持たれ、山本被告らはプロ野球公式戦などの試合結果を予想させ、賭けさせた疑いが持たれている。山本被告は一連の野球賭博に絡む手数料で数百万円の利益を得ていたとみられる。

 組対3課の捜査で、山本被告や元トレーナーらを胴元とする三つの野球賭博の流れがあり、それぞれに力士ら10人程度が客になっていたことが判明したという。


企画特集

注目サイト