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うどんチェーン「どん兵衛」破産申請へ 日清と看板争い

2011年3月1日19時44分

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 日清食品(大阪市)の即席めんと看板争いが起きた山口県萩市のうどん店チェーン「どん兵衛」が2月28日に営業を停止し、自己破産の申請準備に入った。帝国データバンク山口支店によると負債は約5億5千万円。日清とは和解していたが、心機一転の前に行きづまった。

 どん兵衛(岩根勇代表、従業員24人)は店名が日清の即席めんと同じ。名前を使わないことなどを求めて日清が提訴し、3月末までに店名を変えることで和解していた。

 帝国データによると、うどんのどん兵衛は1979年の創業。大型ショッピングセンター内などで、麺類やすしなどを割安な価格で出して人気を集めた。山口県内や名古屋市、鳥取県などに二十数店ある。小麦粉など原材料の高騰や出店コスト、テナント料などの負担で採算性が下がっていたという。2009年10月期の売上高は約6億2700万円。(井口勝夫)

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