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粗末ですみません。そのうちちゃんとしたのにしますので…。
2008.3.9
Advanced/W-ZERO3[es]でもMSX PLAYerは動くか
Advanced/W-ZERO3[es]で起動したMSX PLAYer →
以前、W-ZERO3[es]でMSX PLAYerを動かしたが、その後継機種であるAdvanced/W-ZERO3[es](WS011SH)を入手したので早速これにもMSXマガジン永久保存版2号に収録されているPocketPC 2002用MSX PLAYerをインストールしてみた。
インストール時にアイコンの名称が文字化けするのは以前と同じだった。
Advanced/W-ZERO3は画面の解像度が800×480ドットになっており、縦横比が従来の機種と異なっている。そのため、正常に表示されるのか心配だったが、実際には画面下部に余白ができるだけだった。また、W-ZERO3[es]では画面を回転させると表示が崩れていたが、Advanced/W-ZERO3[es]では、画面の回転自体ができないようになっていた。これは、OS側で画面を回転させると正常に動作しないソフトを検知して、そのようなソフトでは画面回転を行わないように改良されたものと見られる。
なお、Advanced/W-ZERO3[es]はCPUスペックはW-ZERO3[es]と同じなので、動作速度などもほぼ同じだった。
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2006.11.19
1チップMSXが届いた
アスキーからの発売が断念され、その後D4エンタープライズから改めて発売されていた1チップMSXが届いた。
まず、手始めに画面出力周りを試してみた。
今回のバージョンでは画面出力はコンポジット、Y/C(S端子)、RGBの3種類あり、コンポジット・Y/CとRGBは排他使用となっている。手元にあるモニターで画質などを確認してみた。使用したモニターは次の通り。
PVM-14L1…業務用ピクチャーモニター。ソニー製。14インチCRT
DT-V1710C…放送用マルチフォーマットモニター。ビクター製。17インチCRT
HM903D B1…PC用RGBモニター。イーヤマ製。19インチCRT
LCD-7100V…PC用RGBモニター。センチュリー製。7インチLCD
【2006.11.23 追記】
SC-D4…ダウンスキャンコンバータ。バッファロー製
PowerPresenter1280…ダウンスキャンコンバータ。カノープス製
【表】1チップMSX側の出力モードをモニターの端子の組み合わせ
モニタ・端子\出力モード | コンポジット Y/C | RGB |
15kHz | 31kHz half | 31kHz full |
PVM-14L1 | コンポジット | ○ | - |
Y/C | ○ | - |
DT-V1710C | コンポジット | ○ | - |
Y/C | ○ | - |
RGB | - | × | × | × |
HM903D B1 | RGB | - | × | ○(暗い) | ○(明るい) |
LCD-7100V | コンポジット | × | - |
RGB | - | × | ○(暗い) | ○(明るい) |
SC-D4 | RGB | - | × | ○(暗い) | ○(明るい) |
Power Presenter1280 | RGB | - | × | ○(暗い) | ○(明るい) |
○…映った、×…映らなかった
【2006.12.4 追記】初出時、15kHzと31kHz halfが逆になっていました。訂正させていただきます。
画質は実機より劣る、というのが第一印象であった。特にコンポジット出力は色のにじみが大きいので、S端子で接続した方がよいと思う。
コンポジットについてはLCD-7100Vのみ映らなかった。これは実機(FS-A1F,FS-A1ST)でも同様だったので、図らずも1チップMSXの互換性の高さが示された格好だ。
1チップに搭載されたRGB出力はもともとMSXにあったRGB出力の互換用というよりは、一般的なPC用RGBモニターに接続するための便宜を図るために搭載されたものだが、これはあまり芳しくなかった。上の表の通り、コンポジットは映らなかったLCD-7100VだけがRGB信号を正しく表示できるという意外な結果となった。
LCD-7100Vは、VGA(640×480)の60Hzしか受け付けないなど、PC用RGBモニターとしてはかなり対応範囲の狭い製品だが、1チップMSXとの相性がちょうどよかったようだ。
一方、マルチスキャンであるはずの、HM903D B1ではPrtScキーの押したときに(1チップMSXではPrtScキーを押すと出力モードが切り替わる)周波数が変化したことは検知するものの、結局何も映すことができなかった。
【2006.11.23 追記】PrtScキーではなく、本体底面のディップスイッチにより、出力モードを切り替えて再度実験したところ、HM903D B1でも正常に映すことができた。PrtScキーによる起動後の周波数変更に追従できなかったようだ。
さらに、スキャンコンバータ2機種でも試してみたところ、いずれも正常に表示できた。
また、コンポーネント信号だけでなくRGB信号にも対応しているはずのDT-V1710C+コンポーネント/RGB信号用インプットボードIF-C01COMの組み合わせでは、いずれのモードでも色がおかしいか同期が取れないかのどちらかで、正しく映すことはできなかった。ただしこれはWindows PCでも同じではあった。もともとPC用モニターではないので、仕方ないとも言える。
周波数決め打ちのLCD-7100Vで映せて、マルチスキャンのHM903D B1で映せないということから推測できるのは、1チップMSXが出力するRGB信号は映像自体の信号は正しいものの、同期信号が正しくないのではないか、ということだ。
なお、今回試した中で最もきれいに映ったのはLCD-7100Vに31kHz fullモードで映した場合だった。また、PVM-14L1とDT-V1710Cのコンポジット・Y/C入力では、ノンインタレースモードでは走査線と走査線の間がスカスカで、インタレースモードにする(BASICで、SCREEN ,,,,,3 と入力する)と若干ちらつくものの走査線の間が埋まり見やすくなった。家庭用テレビでも液晶・プラズマの場合は同じようになると思われるが、CRTではノンインタレースの方が見やすいと思われる。
【動画】1チップMSXに液晶ディスプレイとキーボードを接続して起動(15秒)
Flashムービー版 320x180
WMV HD版 1280x720 14.5MB
AVI(XviD)版 1280x720 24MB
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2006.10.1
W-ZERO3[es]でMSX PLAYerは動くか
W-ZERO3[es]で起動したMSX PLAYer →
W-ZERO3[es]とはPHS事業者のウィルコムから発売されているWindows Mobile5.0というOS(WindowsCE)を搭載したいわゆるスマートフォンで、PocketPCと呼ばれていた製品の流れを汲むものである。製造元はシャープ。
そしてPocketPCといえば、MSXマガジン永久保存版2号まではPocketPC 2002用のMSX PLAYerのベータ版が収録されていた。そこで、このW-ZERO3[es]でPocketPC 2002用MSX PLAYerは動作するのか試してみた。
今回のように動作保証されていないアプリケーションをインストール・実行した場合、最悪の場合フルリセット(工場出荷時の状態に戻る)をしなければならなくなることがあるため、そのダメージを最小限に抑えるため、購入直後のW-ZERO3[es]でまず最初にこの実験を行った(そうすれば、仮にフルリセットすることになったとしても、「何もなかったこと」にすればいいだけだから)。
インストール自体は無事終了した。が、スタートメニューから起動しようとするとプログラムフォルダ内に「MSXマガジン永久保存版2」と表示されているはずのフォルダの名前が「MSX}KWiv□2」と文字化けしている。さらにその中に入っている各イメージファイルのアイコンのキャプションも日本語文字部分が「□」に化けてしまっていて、どれがどれだか分からなくなっている。
BASICのイメージを起動すると正常に動作した。しかし、画面を横向きにする(W-ZERO3[es]は画面を縦長/横長に90°回転させることができる)と画面下のソフトウェアキーボードが表示されなくなり、縦向きに戻しても表示が完全には元に戻らなかった。そのため、一度横向きにしてしまうと、「実行中のプログラム一覧」のなかから「intent」を選んで終了させなければ終了できなかった。
なお、BASICを使う場合はIMEはATOKではなくMS-IMEを使用した方がよい。というのは、ATOKは標準の状態ではユーザーの意思でオン/オフを切り替えることができず、MSX PLAYer動作時は常にIMEがオンになってしまうからだ。
動作速度はPocketPC 2003(HP iPAQ h1937)よりは少しは早いように感じられた。アイコンの文字化けと横長表示時の問題を除けば、ディスプレイの解像度が高い分、画面も見やすい。画面の回転はPocketPC 2002当時はなかった機能なので、対応していなくても仕方ないだろう。
MSX PLAYer自体がintentからOSのネイティブコードへ移行したことでPocketPC版の開発は止まってしまっているようだが、1チップMSXも発売されたことだし、PocketPC版もバージョンアップしてもらいたいところだ。
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2006.8.7
MSXで「られまくっちゃ」問題を検証する
世間を騒がす「られまっくちゃ」問題。われらがMSXは大丈夫なのか?
実機を1台つぶす覚悟で検証してみました。
動画でご覧ください →
BASIC起動後、CALL KANJI命令を実行して、漢字BASICモードへ。
CTRL+SPACEキーで日本語入力モードに切り替え。
そしていよいよ「られまくっちゃ」と入力する。
ここまでは正常だ。いや、しかし、すでにハングアップしているのかもしれない。
おそるおそるEnterRETURNキーを押す。
………。何事もなかったかのようにカーソル行には「られまっくちゃ」の文字が。
よかった、無事だ、無事だった。ありがとう、MSX-JE。
結論:
シャープ製じゃないので、大丈夫。
参考:「られまっくちゃ」問題とは
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2006.7.30
2006年7月23日、MSXユーザーの会合の場で、1チップMSXの量産型の試作品が展示されました。
これはそのとき撮影した写真です。
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2005.5.8
『MSX WORLD 2005 〜 I LOVE MSX 〜』 が
2005年5月8日(日)、東京・秋葉原の秋葉原ダイビル2Fコンベンションホールにて開催され、1000人を超える来場者を迎え大盛況のうちに終了しました。
ご来場くださった皆さま、ありがとうございました。
2005.4.19
『MSX WORLD 2005 〜 I LOVE MSX 〜』 が
2005年5月8日(日)、東京・秋葉原の秋葉原ダイビル2Fコンベンションホールにて開催されます。
当サイトも「MSX資産継承プロジェクト」として、MSX VIEWerなどの展示を予定しております。
詳細はこちらをご覧ください。
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MSX VIEWer 1.10 →画面イメージ
[2005.12.25] バージョン1.10正式版を公開しました。
MSX BASICで保存したBASICのリストを見るためのWindows98/2000用ソフトです。
version 1.10(2005年12月25日公開版)の紹介・ダウンロード
このファイルはトレンドマイクロ社のウィルスバスター(パターン3.125.00)でウィルスチェックを行い、感染していないことを確認しています。
【バージョン1.00との違い】
半角スペースを含むディレクトリ名・ファイル名を指定したときに正しくファイルを開けない不具合を修正しました。
複数のファイルを指定したときに正しくファイルを開けない不具合を修正しました。
拙作「MSXCG」の機能を統合しました。
MSXCG version1.00と比較して、パレット変換のアルゴリズムを改善し、より実機に近く表示できるようになりました。
読み込んだ画像をクリップボードへコピーできるようになりました。
新たにSCREEN 2/3/4にも対応しました。
日本語以外の環境で実行した場合、自動的に英語表記になるようにしました。
自己展開型実行形式です。アーカイブ中のreadme.txtをお読みください。
実行すると解凍先ディレクトリを聞いてきます。デフォルトのままOKボタンをクリックすると、実行ファイルと同じ場所に「MSXVIEWer」という名前のディレクトリが作られ、インストーラが起動します。
インストールガイド(PDFファイル)
バージョン1.00用に作成したものですが、バージョン1.10のインストールにもご利用いただけます。
【旧バージョン】
version 1.00(2004年5月20日公開版) MSXVIEWer100.exe
英語版(2004年11月2日) MSXVIEWerEN.exe (実行ファイルのみ)
MSX VIEWer 1.1β/MSXCG用サンプルCGデータ
このデータはHRA!氏の「BMP to MSX」で作成しました。
MSXCG 1.00 →画面イメージ
MSX BASICでBSAVEされた画像を見るためのツールです。
SCREEN 5,6,7,8,10,11,12(10,11,12はWindows版のみ)に対応しています。
BMPファイルに変換することもできます。
DOS/V版とWindows95版があります。
紹介・ダウンロード
News Maker 1.10 →画面イメージ
MSX BASIC用のTopics Makeing※1 System 1.2(T-Kun氏作) 互換の作文ソフトです。
MS-DOS版とWindows95版があります。
※1 makeの動名詞形はmakingだと思うんですが、原題どおりに表記しています。
紹介・ダウンロード
百人一首 →画面イメージ
百人一首を楽しむソフトです。主に暗記を目的に作られています。
このソフトはMSX用です。 MSX実機(FS-A1STで確認)および、公式エミュレータであるMSX PLAYerで動作します。
MSX・FAN 1994年12月号に掲載されたものと同じものです。
MSX2 / MSX2+ / MSXturboR 版
128KB以上のVRAMと漢字ROMを搭載し、漢字BASICが使用できる機種で動作します。
ダウンロード
version1.10β →画面イメージ
漢字ROMさえ搭載していれば漢字BASICがなくても動作するバージョンです。
また、データファイルが不要になっています。
おまけ
1チップMSXもどき?!
”「1チップMSX」もどき”なのではなく、”1チップ「MSX」もどき”です。つまり、1チップで作ったMSXもどきのものです。市販のグラフィック液晶ディスプレイキットにMSXの起動画面のアニメーションを表示させただけなんですけどね。
いや、エイプリールフールネタではなく。ハメコミ合成でもありません。意味を考えちゃだめ(笑)。
MSX2起動画面Flash
フルスクリーンで表示するとよりリアル。→ こんな感じ (Alt+F4などで閉じてください)
MSXでOTL(= ○| ̄|_ )(笑)。
MSXは MSXアソシエーション の商標です。
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