メダル刻印機の中身はMSX!?
メダルに記念日や名前を入れる機械です。
これって画面を見た感じはMSXパソコンですかね・・・?
そういやこのまえ箱根へ旅行した際に僕も芦ノ湖遊覧船乗り場で見ましたよ、MSXっぽいメダル刻印機を。
ん!?確かにMSXっぽいけど違うような…
僕も一応、他の観光客や店員に怪しまれない程度に凝らして見てはいたんですが、おっしゃるようにかなりMSXっぽいです。モニタはソニー製でアナログRGB(21pin)の贅沢仕様。うちのモニタと同じだ!(^^; グラフィックは8×8ドット(1キャラクタ)毎に色を変える処理をするのもまたMSXっぽい。
しかし、どうにもひっかかることがあります。MSXは16色が表示できますが、このメダル刻印機はデジタル8色しか使っていないような気がします。なんと言うか、MSX1では出なさそうなデジタルらしい発色で、特に紫の発色がMSXのCOLOR 12と似ていない気がしました。また、メダル刻印機のタイトルグラフィックスが、実はビットマップなんじゃないか疑惑があります。MSX(1)のVDP(TMS9918)はご存知の通りビットマップモードが存在せず、横8ドット毎に2色しか使えない仕様がありますが、今回の写真をよく見てみると、8ドット毎に3色以上載せてるラインがどこかにあるような気がします。いや、仮にあったとして、スプライトを重ね合わせて絵を描けば可能ですが…やはり考えにくい。
アナログRGB(21pin)が接続できる、デジタル8色のビットマップ表示が可能な当時のアーキテクチャ…って、何!?(^_^;
メダル刻印機のポータルサイト(笑) メダロマニアックス さんで分かりましたが、この機械の製造元は 茶平工業 というメーカーさんらしいですね。記念メダルの歴史 というコンテンツの「メダル販売機の変遷」に紹介されている4代目が、この端末でしょう。このメーカーに問い合わせてみるのが一番手っ取り早いかもしれない!が、そんなことする勇気がない!(^_^;
Comments
トラックバックありがとうございます。
一見MSXで作成されたように見えますが、中身は専用機だったりするんですかね・・・?フォントが微妙だったりしますよね。
私が見たのは途中でモニターが壊れたのか普通のテレビになっていました。コンポジット出力もある気がします。
SONYのモニターなのでMSXだったらそれはそれでうれしいですよね。
Posted by: CAT-2 | 2004.08.30 at 23:32
これは昔のGプレ(GIGAMIX PRESS)のネタとして
交通博物館の同機種を見に行った覚えがあります。
コンセント抜いてリセットしたらRGBプレーン順に表示がされたので
MSXではないでしょう(結局Gプレでもボツ)。
ただ、内部の機種は分かりませんでした。
古いものだと表示内容は同じでもモニタが違っているので、ソニーの
モニタは代替品として使われているのだと思います。
でも、何気に2000年問題をクリアしているのはさすが。
Posted by: よしまつ | 2004.08.31 at 22:26