指紋鑑定についての質問です。人の遺体についた指紋は死後何日まで検出(鑑定)可能でしょうか?遺体の状態などにもよるでしょうか。
状態にもよると思いますが、保存状態がよければ、数ヶ月後でも検出可能かもしれません。
現在は、人体皮膚上の指紋検出によい方法があります。
人の油分に反応します。
生体では皮膚が新生するのですぐに消えると思いますが、生体活動が無い状態では皮膚に皮脂が出てくる事も無いので、指紋の油分がそのまま残ると考えられます。
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質問文にあるとおり、死体の保存状態によります。焼死体や水死体などは指紋が取りにくい死因の例ですが、仮にミイラ化してくれれば死後長期間経過後でも指紋採取が可能です。
http://amor1029.exblog.jp/1533501/
ただし、死者の身元を確認するためならDNA鑑定が可能ですから指紋鑑定に頼る必要ありません。本人の親戚が生きていれば本人の髪の毛などが残っていなくても鑑定が可能です。
逆に死体ではなく、証拠品に残された指紋の鑑定の方ではレーザーによる鑑定で40年前に出した葉書から元ナチス党員であることを証明した例があります。
ありがとうございます。今の技術はすごいですね。海外で発見された日本人の遺体は、日本に送られて指紋鑑定されるのでしょうか?
#a2です。私宛コメントに回答します。
基本的に海外で遺体が発見された場合、捜査権は遺体の発見された国にありますから指紋鑑定はまずその国で行なわれるものと考えられます。
ただし、その国で事件性がないとされたものの国内で事件性が疑われたりとか、全てがそうだとは限りません。技術的な理由もあるでしょう。
指紋ではありませんが、日本の鑑定技術が海外の裁判で証拠とされた有名な事件として、フィリピンのアキノ元大統領候補暗殺事件で音声鑑定がフィリピンの法廷で証拠として採用されています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%88%B4%E6%9C%A8%E6%9D%BE%E7%BE%8...
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