韓国ソウル(Seoul)の夜の南山公園とNソウルタワー(N Seoul Tower)と(2010年2月22日撮影、資料写真)。(c)AFP/JUNG YEON-JE
【2月28日 AFP】韓国政府は28日、中東や北アフリカ情勢の不安定化による国際原油価格の急騰を受け、深夜のネオンサインなどの消灯措置を導入すると発表した。
知識経済省によると、橋のライトアップや商業・住宅地区における建物外部の照明、広告や商業施設ネオンなどは午前0時、娯楽施設のネオンは午前2時に消灯せねばならない。さらに、ガソリンスタンドには、昼間の照明を消すことが求められる。
7日間の猶予期間以降、違反者には最高で300万ウォン(約22万円)の罰金が科せられる。このほか、政府職員には、少なくとも週1日は自家用車での通勤を控えるよう奨励する。
豊富な石油資源を持つ中東や北アフリカ諸国での反体制運動の激化をうけ、原油価格はこの数週間で急騰した。韓国は、原油の全てを輸入に依存しているため、原油高騰は韓国経済を直撃することになる。(c)AFP
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