光市立大和総合病院で、常勤医師1人の異動に伴い4月から眼科の手術と入院が中止になる。28日、市議会一般質問の答弁で、市病院局が明らかにした。光総合病院でも4月から、常勤医師1人の異動により、小児科の入院が中止されることが決まっている。
大和病院の眼科は常勤医師1人が週5日の外来と入院を担当。男性医師(45)が徳山中央病院(周南市)へ異動する。市病院局は山口大へ非常勤医師の派遣を要請しており、3月中旬ごろには、外来日数などが確定する見通し。また、内科の常勤男性医師(49)が希望退職するが、週5日の外来は維持する。
これにより、大和病院で05年に20人いた常勤医師は11人になる。2病院合わせても05年に40人いた常勤医師は28人となる。【丹下友紀子】
〔山口東版〕
毎日新聞 2011年3月1日 地方版