最終更新:2011年3月1日(火) 12時17分
予算案が衆院通過、離脱表明16人欠席
国会では1日未明に来年度予算案が衆議院本会議で可決され、年度内の成立が確実となりました。しかし、民主党会派からの離脱を表明している16人が採決を欠席し、党内の亀裂は深まっています。
「予算が成立し、執行されるということは、何よりも今喫緊の課題だと思っていたので、本当に良かったと思っておりますし、うれしい思いでいっぱいです」(菅首相)
来年度予算案は1日未明の衆議院本会議で与党の賛成多数で可決され、参議院に送られました。予算案は憲法の規定により、参議院に送付されてから30日で自然成立することから年度内の成立が確実となり、菅総理は1日朝、安堵の表情を見せました。
「総理やっぱりにこやかな顔してるね」(北澤防衛相)
「やっぱり、それは一番大きな予算を皆さんの力であげていただいたので」(菅首相)
ただ、この予算執行の裏付けとなる関連法案については、野党側の反対で成立のメドは立っていません。
「(予算関連法案について)通らなかったときというのはあまり考えたくないが、民主党が困るのでなく自民党でもなく、困るのは日本経済と国民生活」(野田佳彦財務相)
「国民の生活を守るためには与野党歩み寄りが大事。急がば回れという丁寧な国会運営が必要」(与謝野馨経済財政相)
「ただひたすら丁寧に法案内容の説明に取り組むこと」(蓮舫行政刷新相)
(01日11:14)
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