動物愛護団体ARK-ANGELS 代表ブログ「ずばり一言!」

有事の備え



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6月に入って梅雨の季節だというのに、ここ滋賀シェルターでは初夏を思わせる気候です。
今年は例年になく雨が少ないという。
朝夕の寒暖の差が大きいと地元の農家の方が言う。
夜の冷え込みは今でも暖房や布団がいります。夜間のクーラーは必要なし。
昼間は半そで、Tシャツ姿、日よけの帽子は絶対にいります。作業中には汗が出ます。

このような気候のせいではないが、体調が崩れてしまった。
先日より病院にて多種にわたる検査をしている。
持病の難病(後従靱帯骨化症)のせいかもしれないと言われた。
5年前、専門医の紹介で頚椎手術を受けるかどうかの選択を迫られていたが、成功率50%とのことで断念した。
50代半ばでの車椅子生活はゴメンしたい、との思いからだった。
そのとき、数年後には肘、膝などの関節部分に影響が出て、階段の上り下りや歩行に障害が出るかも知れない、と診断されていた。
医師の診断は的中し、階段の上り下り、歩行もゆっくりと、一旦座ると中々直ぐには立てない。
首は常に痛いし、ムチ打ち症状が出ている。通風状態が続く。

体調が思わしくないと精神的にもダメージが出る。
持ち前のナニクソ根性で克服してきたが、還暦を一つ越えた年齢ではナニクソも少々、萎えてきたのか。
シェルターでの作業は他のスタッフに頑張ってもらって、しばしの休息をとっています。
幸いな事に、保護犬のレスキュー依頼が無いのが有難い。

かといって、ゆっくり休んでもおれない。
次の計画に向けての作業があるからだ。
老体にむち打ち、全国行脚し着々と事は進行しているが、体力的に辛いものがある。
駅での階段の上り下りだ。情けないが、辛いものである。

今更、泣きを入れても談無い話で、前進するには行動力しかない。
体の動かない分、口は達者だ。
動物愛護を根気よく説得して廻っている。
全国に多くの仲間や賛同者が着実に増えてきた。
我々と同世代の団塊の世代が中心だ。
人生経験も豊富で経済的にも余裕が出ている仲間達だ。
今まで動物愛護に無関心だった方々が、一念発起して動いてくれる。
まだまだ現役活動は可能な人達だ。

日本を動物愛護先進国にするために、力を貸して下さる。
各地でシェルター建設を実践して殺処分ゼロに向けて活動を展開するのだ。
来月、中部地方で支部が誕生する。
滋賀の近県にてシェルター建設の予定もある。
次年度、関東方面、九州圏にも支部を開設する。

官では今年から動物愛護推進策を実践していく。
民間でも同様に協力体制を構築して共に推進していきたい。
ここ滋賀県では中核市になる大津市が動物管理センター施設を設置する。
処分を前提としない保護施設だ。
大いに期待したいし、私達も協力体制を整えるつもりだ。
また災害が発生した時に必要な動物たちの収容施設での受け入れも視野に入れて協力していかなければならない。
今までは地震や台風災害時の被災動物達の処遇は、人間優先であり、現実には二の次になっていたからだ。
人と共に共生してきた犬、猫にも家族同様に安心して救済できる態勢作りを整えていかなければならない。

収容施設と共にフードの備蓄、感染症の予防の為の処置、獣医師の協力、衛生面での管理など、万全で備えたい。
管理する人間の確保。飼育スタッフや登録ボランティアへの要請もスムーズに行えるようにも配備しておかなければならない。

民間施設で出来る事。
惜しみなく、保護活動のノウハウを提供し、日頃の成果を発揮して協力していきたい。




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コメント

日々の動物愛護活動、心より感謝いたします。

当地では今日、結構強い地震があり人間はもとより、動物たちの有事についても真剣に考えさせる日でした。各自治体でも少しずつですが災害時の動物たちの救助、対応などへの取り組みが見られるようになって来ておりますが、有事の際は官民、あるいは民同士連携しての活動は不可欠のことでしょう。

飼い主にとっても、家族同様に暮らしてきた動物達との災害時の別離は、身を切られるように辛いに違いありません。林代表はじめ、A.A様には愛護活動のノウハウを駆使した救命活動を切に期待いたしたいと思います。

しかし、健康あっての動物愛護活動です。体調を崩されておられるとのことですが、一日も早く回復されますように。何よりも動物たちのためです。どうぞ、よろしくお願いいたします。
応援しております。
以前に、お体の具合が良くなられていたように、おっしゃっておられたので、そのように思っておりましたが、まさか、今そんなに辛い思いをされているとは知りませんでした・・・。

精神的な面などで、毎日、大変なストレスがあると思います。
そんな事も、影響しているのではないでしょうか?

ご無理をなさいませんように。。。
くれぐれもお気をつけください。
お体の具合が、少しでも楽になられますように、お祈り致しております。

各地でシェルター建設を実践して、殺処分ゼロに向けて活動を展開されていかれるとのこと。
応援しておりますので、頑張ってください。





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