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[エンタメ]ニュース
【ZOOM】独立UHF局が元気! 連携で連ドラ、身近さ強調
2011.3.1 08:04
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1月から放送中の連ドラは「犬飼さんちの犬」。小日向文世(こひなた・ふみよ)(57)演じる犬嫌いの犬飼保が単身赴任中、家族が犬を飼い始める。本社勤務に戻ると、自宅で居場所を取り戻すため犬との駆け引きが始まる。ユーモアに感情の機微を織り込んだ同作は、6局に加えテレビ東京系のTVQ(福岡市)なども制作に加わり、映画化も決定するなど軌道に乗りつつある。
「6局でカバーする世帯は全国の50%近い。将来的には、テレ東系に次ぐ6番目の系列作りも視野に入れている」と熊谷部長。来年度は、各局が作ったドキュメンタリーを放送し合う予定という。
“全国区”番組も
局同士の番組供給も盛んだ。tvkの音楽情報バラエティー「saku saku(サクサク)」は、パペット人形と進行役の女性のリラックスした語りが人気で、現在は全国8局に供給する“全国区”に躍り出ている。歌手の木村カエラが3年にわたって出演して人気のきっかけを作るなど、話題を呼ぶ同局の看板番組だ。
海外の局と連携する動きもある。TOKYO MX(東京都)は「NY1」(米ニューヨーク市)が制作したローカルニュースを毎日、ニュース番組内で紹介。「海外の大都市の生の情報を届けることで、東京の人々に新たな視点を提供しているのでは」と関谷博之編成部長。
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