エンタメ【ZOOM】独立UHF局が元気! 連携で連ドラ、身近さ強調+(1/3ページ)(2011.3.1 08:04

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【ZOOM】
独立UHF局が元気! 連携で連ドラ、身近さ強調

2011.3.1 08:04 (1/3ページ)

 テレビの在京キー局系列に属さない「独立UHF局」が元気だ。ローカルニュースや地域情報はもちろん、バラエティー番組などを自主制作。近年では局同士が連携しての連続ドラマ制作や、番組の供給を通じた交流も盛んになっている。多メディア化でテレビ離れが指摘される時代にあっても、関係者は「身近なメディアとして存在感を発揮し続けたい」と意気込む。(草下健夫)

野球中継倍増へ

 「昨年は球団保有問題で地元が揺れた。そんな時こそ、テレビ局が応援ムードを高めなければ」

 tvk(テレビ神奈川、横浜市)はプロ野球・横浜ベイスターズのホームゲームの中継を昨季の30試合から、今季は一気に倍増する方針。「“雨降って地固まる”としたい。番組編成の自由度が高い独立U局の強みを生かせる」と熊谷典和編成部長は強調する。

 平成19年、地方局の経営が厳しい中で制作費やアイデアを集めることで番組の質を高めようと、全国に13ある独立U局のうち6局が番組制作の共同体「東名阪ネット6(シックス)」を結成した。

 tvk、テレ玉(さいたま市)、チバテレ(千葉市)、三重テレビ(津市)、KBS(京都市)、サンテレビ(神戸市)で構成。クイズ番組を皮切りに、既にドラマやバラエティーなど多数の実績を上げている。

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