沢尻エリカ５・１６「離婚します」　ＣＭ会見で思わずポロリ

　芸能界への本格復帰を目指す女優の沢尻エリカ（２４）が２８日、東京・汐留のコンラッド東京で、たかの友梨ビューティクリニック新ＣＭ「沢尻エリカ、悪女伝説篇」（３月７日から放送）の発表記者会見に出席し、夫の映像クリエーター高城剛氏（４６）との離婚届を５月１６日にも提出することを明かした。

　沢尻は、胸の谷間もあらわな黒いミニのワンピース姿で登場。音信不通となってスペインから帰国し、しおれたように涙で謝罪した１月の会見とは一転して、妙に陽気な雰囲気。手ぶりを盛んに交えて離婚問題などの質問に答えたほか、今回のＣＭ内容に絡めて報道陣に「聖女エリカと悪女エリカのどちらが好き？」と逆質問するなど、復帰を見据えた“エリカ劇場”のような展開だった。

　高城氏から預けられた離婚届はスペインの公証役場に保管されており、沢尻は報道陣の質問を早とちりし、「何で５・１６って知ってるんですか」と“Ｘデー”を自分からポロリ。「あら、言っちゃった！」と苦笑し「まだ私のサインも捺印（なついん）もしてないけど、離婚の意思は固い」と話した。

　また、この日まで離婚届を出せない理由について「起きたことを私がすべてオープンにするのが彼の条件だった。彼は黒幕がいると誤解しているようだけど、誰かに言われて離婚するわけじゃない」と説明した。

　「お金の問題など、彼への信頼を失い、取り戻せなかった。今の私があるのは彼のおかげだが、成長していくうえで、彼から巣立たなければならない」とも。

　一部で報じられたスペインでの新恋人や大麻とのかかわりは「事実無根です」と否定。高城氏の実家を訪れ、高城氏の母親への面会を断られた件は「会えないのは当然ですよね。でも誠意を見せたかった。（離婚は）私が至らなかったと伝えたい」。

　復帰については「ありがたいことに、映画とか多くの話をいただき、どれにしようか悩んでいる段階。舞台もやりたい。失敗して砕けても積極的にいきたい。動き出すのは５・１６以降」と明るい表情で意欲を見せた。

　新ＣＭにちなんだ逆質問で、会場の拍手は“悪女エリカ”に軍配。沢尻は「多分これ（悪女）が私。作られた自分で疲れるより、リアルな自分で嫌われた方がマシ」と、ふっ切れたように話していた。

　会見場では“ＥＲＩＫＡ”名義のいちごチョコが振る舞われた。沢尻は「聖女風に言えば謝りたい気持ちから。悪女風に言えば義理チョコ」と笑わせた。「恋人いるんですか？」には、「バレンタイン、寂しかったです」とニッコリ。