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【プロ野球】

星野監督 沖縄シリーズ構想

2011年3月1日 紙面から

チケットを手に搭乗口へ向かう星野監督=那覇空港で

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 楽天の星野仙一監督(64)が28日、キャンプ地の沖縄への恩返しとして公式戦の沖縄シリーズ構想をぶち上げた。今年は沖縄セルラースタジアム那覇で7月5、6日に横浜−広島2連戦が行われるが、さらに規模を拡大しようという考え。沖縄地区で集中的に公式戦を展開するというアイデアだ。

 沖縄県内では今春、ソフトバンク、西武を除く10球団がキャンプをした。期間中には練習試合やオープン戦が組まれているが、実戦といえどもレギュラーシーズンに備えたもので、公式戦のようなピリピリしたムードもない。キャンプを温かく見守ってくれる沖縄のファンに、本物の熱い勝負を見せたい−。星野監督は「持ち回りで公式戦をやった方がいい。恩返しになる。沖縄の人にぜひナイターを見せたい」と前向きだ。

 スポンサーが見つかれば、各球団が2試合ぐらいずつやっても、収支はトントンになるという見込み。本州より先に梅雨明けしたころ、ちょうど交流戦が終わる6月後半ごろというのが、星野監督の描くプラン。12球団が顔見せするためには、少なくとも6カードが必要。沖縄セルラーだけで行うとしても、1カード2試合ずつで2週間あればできる。

 選手、監督、フロント、さらには評論家とさまざまな立場から球界に関わってきた闘将は、各方面に強いパイプもある。実現の可能性が膨らめば、仕掛け人として積極的に動くのは間違いない。東北を熱くすると宣言した星野監督が、球界全体を熱くする。 (鶴田真也)

 

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