佑　まさかのダメ出し　口の開きが小さい、早口

　斎藤がまさかのダメ出しを食らった。新人を代表して壇上で、模擬インタビューを受けた斎藤は無難に対応したものの、講師役の深沢氏からは「内容はいいけど、口の開き方が小さい。早口って言われない？」とピシャリ。定評があるはずのインタビュー対応で注意を受けて、思わず苦笑いを浮かべた。

　元中日、阪神の矢野燿大氏（４２）の講義では、障害者支援に力を入れていたエピソードに感動。「自分も活躍したら、そういう支援をしていきたい」と目を輝かせていた斎藤も“しゃべり”の話題になると、照れ笑い。「こういうインタビューを受け始めてから４年ぐらいになるけど、そういうことを言ってくれた人がいなかったので…」とタジタジ。深沢氏には「いろいろ聞かれて用心深くなっている」と、本音が少ないことも指摘され「そういうのはありますね。だんだん（本音を）出して行きたい」とつぶやいた。

　「持っているのは仲間」など数々の名言を生み出してきた話術も、プロの目から見ればまだまだ改善の余地があるというわけだ。

　　（臼杵秀之）