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【プロ野球】

沢村 取材対応は 佑に完勝!

2011年3月1日 紙面から

休憩時間に日本ハムの斎藤(手前)と話す巨人の沢村。右は巨人の小山=東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で(佐藤哲紀撮影)

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 プロ野球の「新人研修会」が28日、東京都内のホテルで行われ、日本ハム・斎藤佑樹投手(22)=早大=や巨人・沢村拓一投手(22)=中大=ら今季入団の103人が参加した。恒例のインタビュー対応講義では、斎藤と沢村が壇上に呼ばれ、元ニッポン放送アナウンサーの深沢弘氏を相手に“対決”。沢村が内容を絶賛されて完勝、斎藤は「早口だ」などとダメ出しされた。

 グラウンドを離れて行われた斎藤との場外戦。インタビュー対決で“勝ち名乗り”を受けたのは沢村だった。深沢氏は言う。「沢村君は最高だった。斎藤君より沢村君の方が深みがあった」

 先に壇上に上がったのは斎藤だった。「春のキャンプはどうでしたか」「どこにプロのすごさを感じましたか」といった質問に斎藤が、やや抽象的な返答をしたのに対し“後攻め”の沢村は内容のある答えを用意。「大学のキャンプは2週間から20日なのにプロは1カ月。長く感じたけど、疲れなく終われました」「どの球団にもすごい打者がいますが、打球の速さ、スイングスピードにはびっくりしました」。分かりやすく具体的。よどみなかった。

 さらに「(主将の)阿部さんから『一流になるのは簡単だけど、超一流になるのは難しい。超一流になれるように頑張れ』と言われました」といったエピソードも披露。新人研修会の講師を務めて8年目の深沢氏は、かつて同じように壇上に呼んだ田中(楽天)、長野、大田(巨人)、菊池(西武、昨季は登録名・雄星)らと比較し「沢村君がこれまでで最高」と褒めちぎった。

 研修会を終えた沢村は「メディアを通じてファンにいろんなことを伝えるのもプロの仕事」と強調。約半年ぶりに再会した斎藤とは練習メニューなどについて話したといい「下半身が大きくなって、スーツがきつくなっていた」と肉体の変化に驚いた。

 グラウンドでは、斎藤に続いて同じ早大出身の大石も退ける。2日の西武戦(東京ドーム)で先発として投げ合う予定で「大石に『巨人の打者はヤバイよ』とジャブを入れておきました」。さらに株を上げるために、早大コンビからの連勝を狙う。(永山陽平)

 

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