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[政治]ニュース
【民主崩壊】80時間の予算審議で見えてきたのは…首相の居座りへの執念
2011.3.1 01:02
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ただ、看板政策をかなぐり捨てても構わないという方針には、政権維持そのものが目的化した打算のにおいが漂う。
「4年間で見てほしいというのが私の答えだ」
「何としても4年間頑張り抜きたい」
首相は28日の衆院予算委でこんな答弁を繰り返した。
首相は28日、鳩山由紀夫前首相の在任期間(266日)に並んだ。しかし、政権の求心力は日増しに弱まり、遠心力ばかりが加速度的に強まっている。
「このままでは解散も総選挙もしないまま(首相が)次の人に移るのではないかと心配になる。半年、1年居座りをするのではなく、解散・総選挙を(補正)予算の上がった段階ですることを強く望む」。こう責め立てたのは野党時代の首相自身。平成20年10月7日の予算委で当時の自民党の麻生太郎首相を退陣に追い込むべく突きつけた言葉だ。
今、政権にしがみつこうとする首相に、この言葉が跳ね返ってきている。
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