外国人看護師の受け入れ態勢には何が求められるか
2011年2月24日
EPA(経済連携協定)に基づいて2008年度に始まった外国人看護師候補者の受け入れ事業。インドネシアやフィリピンで看護師資格を持つ日本の国家試験受験者たちの多くが日本語の壁に阻まれている。難解な医療用語が「非関税障壁」になっているとの指摘も。2月20日の受験が最後のチャンスだった第一陣については、特例で在留期間の1年延長が検討されている。医療や福祉の現場への外国人の受け入れ態勢には何が足りないのか。海外の外国人看護師受け入れ事情はどうなっているのか。※試験を終えてホッとした表情を見せる、外国人看護師候補者たち=20日午後、大阪府東大阪市。