NHK福岡のニュース　福岡放送局

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ボイラー爆発事故で回収命令

去年１２月、志免町の大型の入浴施設でボイラー１台が爆発した事故で、このボイラーは規格外の材料が使われるなど、安全基準を満たしていなかったことがわかり、福岡労働局は製造業者に回収命令を出しました。
去年１２月、志免町田富の大型の入浴施設、「雫の湯」で使っていた５台のボイラーのうち、高さ１.７メートル、直径１メートルの
円柱形の業務用ボイラー１台が爆発し、およそ１００メートル離れた飲食店の屋根に刺さりました。この事故でけがをした人はいませんでした。
福岡労働局が調査した結果、爆発したボイラーは、製造段階で規格外の材料が使われていたほか、安全を保つために必要な検定も受けていなかったことがわかりました。福岡労働局によりますと、ボイラーを製造したのは、福岡市博多区のガス機器製造会社「オオツカ・ガスエンジニアリング」で、福岡労働局では、この会社が販売した同じ型の別の９台のボイラーの回収命令を出しました。
福岡労働局は今後、事故との因果関係についてさらに詳しく調べることにしています。
今回の件について、「オオツカ・ガスエンジニアリング」は、「回収命令に対して誠実に対応したい」と話しています。

02月28日　20時30分

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