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09年の世界の軍事費、トップは米国 中国が2位に

  • 2010年06月02日 15:48 発信地:ストックホルム/スウェーデン
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アフガニスタン・カブール(Kabul)の米軍施設キャンプ・エッガーズ(Camp Eggers)で開かれた、任務中に死亡した兵士の追悼式典で敬礼する駐留米軍兵士ら(2010年5月31日撮影、資料写真)。(c)AFP/SHAH Marai

【6月2日 AFP】スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(Stockholm International Peace Research InstituteSIPRI)は2日、「2010年版年鑑」を発表した。

 SIPRIは、世界的な経済低迷にもかかわらず、2009年の世界の軍事費は前年比5.9%増の1兆5310億ドル(約140兆円)と記録的な水準だったと推定した。2000年と比べると49%も増加している。
 
 国別の軍事費では、一国で世界の半分弱を占めた米国が首位で、09年の世界の軍事費の43%にあたる6610億ドル(約60兆4000億円)だった。米軍事費の前年からの増加分は470億ドル(約4兆3000億円)で、世界の軍事費増加分の54%を占めた。

 米国に次いで世界で2番目に軍事費が多かったのは中国で、SIPRIは公式なデータは利用できなかったとしたうえで、中国の09年軍事支出を1000億ドル(約9兆1000億円)前後と見積もった。3位はフランスで、639億ドル(約5兆8300億円)だった。

 SIPRIによると、データを入手できた国の65%が前年よりも軍事費を増やしていたという。(c)AFP/Igor Gedilaghine

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