みんなの党は、地域政党の活動が活発になっていることから、4月の統一地方選挙での支持拡大に向けて、党が掲げる政策と一致することを前提に、連携を模索したいとしています。
みんなの党は、春の統一地方選挙を、次の衆議院選挙での躍進や今後の政界再編を見据えた重要な選挙と位置づけており、全国に500人以上の候補を擁立し、民主、自民両党への不満の受け皿として、党勢の拡大を図りたいとしています。しかし、先の愛知県知事選挙では、公認候補を擁立したものの、民主党や自民党が支援する候補に及ばなかったことに加え、各地で地域政党の動きが活発となっていることから、統一地方選挙で、期待どおりの支持を集めるのは難しいのではないかなどという懸念が党内から出ています。このため、みんなの党は、地域政党との連携によって地方での党の活動基盤を強化したいとしており、すでに連携を進めている大阪府の橋下知事が代表を務める「大阪維新の会」に加え、党が掲げる政策と一致することを前提に、各地の地域政党との連携を模索したいとしています。