小学校教頭を逮捕、広島 中2女子を略取未遂容疑 |
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広島県警安佐北署は27日、路上で中学2年の女子生徒(14)に拳銃のようなものを突きつけ、車で連れ去ろうとしたとして、わいせつ目的略取未遂の疑いで同県安芸太田町立修道小学校の教頭吉原一彦容疑者(53)=広島市安佐北区亀山=を逮捕した。 逮捕容疑は27日午後0時45分ごろ、広島市安佐北区安佐町の路上で、自転車で帰宅中の女子生徒に拳銃のようなものを突きつけ「殺すぞ、(車に)乗れ」などと脅し、連れ去ろうとした疑い。 同署によると、吉原容疑者は「女の子を車に乗せて乱暴しようと思った」と容疑を認めている。 近くに住む男性が目撃し、女子生徒は隙を見て逃げた。逃走した吉原容疑者を男性が車で約9キロ追いかけ身柄を確保し、同署に引き渡した。 安芸太田町教育委員会によると、吉原容疑者は教師歴約25年。2009年4月から修道小で教頭を務め、27日は休みだった。勤務態度に問題はなかったという。教委は「事実であれば大変重く受け止めている。被害者や県民に大変申し訳ない」とコメントした。
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(初版:2月27日23時25分) |