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極悪教頭、中2女子をわいせつ誘拐未遂! (2/2ページ)

2011.2.28 05:04
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 「教員不祥事」が連日のように伝えられる中、今度は小学校教頭による少女連れ去り未遂という信じられない事件が起こった。しかも、わいせつ目的というから開いた口が塞がらない。

 安芸太田町立修道小学校の教頭、吉原一彦容疑者の逮捕容疑は27日午後0時45分ごろ、広島市安佐北区安佐町の路上で、自転車で学習塾から帰宅中の中学2年の女子生徒に拳銃のようなものを突きつけ「殺すぞ、(車に)乗れ」などと脅したが、目的を遂げなかった疑い。

 安佐北署によると、“凶器”は吉原容疑者の車の名から発見され、「99%モデルガンとみられるが、最終的な鑑定には至っていない」という。吉原容疑者は「女の子を車に乗せて乱暴しようと思った」と容疑を認めている。

 捜査関係者によると、吉原容疑者が女子生徒を脅しているところを、目前の家に住む夫婦が車で帰宅した際、偶然目撃した。女子生徒の様子がおかしいため、「どうしたの?」と声をかけているうちに吉原容疑者が車で逃走。タダごとではないと思った夫婦が、自宅ガレージに入れかけていた車で追跡したという。

 吉原容疑者は、地元を流れる太田川の両岸を西へ東へ逃げ回り、約9キロのカーチェイス。赤信号でようやく止まったところで、夫が吉原容疑者を車から引きずり、妻が携帯電話で110番通報した。警察が到着するまでの間、吉原容疑者は夫婦に「このまま逃がしてくれ」「警察には言わんといてくれ」などと懇願。かなり往生際が悪かったという。

 修道小のホームページによると、同校には「体罰・セクハラ相談窓口・不祥事防止委員会」が設置されており、吉原容疑者がその責任者の1人というからブラック過ぎる。また、安芸太田町教育委員会によると、吉原容疑者は教師歴約25年で2009年4月から修道小で教頭を務め、27日は休みだったという。

 安佐北署は、教育現場トップの蛮行に「女子生徒は拳銃を本物と思っており、かなり動揺していた。身も凍る思いだったろう。信じられない」と憤慨している。



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