2011年2月23日
インドの炭素繊維市場開拓に向けて
インド最大のコンポジット展示会に初出展します
帝人グループで炭素繊維事業を展開する東邦テナックス株式会社は、3月2日~4日にインド・ムンバイで開催される「International Conference and Exhibition on Reinforced Plastics(ICERP)」に初出展します。
ICERPは、インド最大で、かつアジアで2番目に大きいコンポジット(複合材料成型品)の展示会です。2年に1度開催され、今年で5回目を迎えます。
東邦テナックスは、圧力容器、エアバスA380に使用されているフロアビーム、CT撮影時などに使用する医療用天板、自動車のプロペラシャフトやボンネット、熱可塑成型物など、炭素繊維「テナックス」を使用したコンポジット製品をはじめ、炭素繊維サンプル、超軽量炭素繊維織物、ガス拡散層基材(GDL)などを展示します。
インドのコンポジット市場は過去5年で約20%の成長を遂げており、特にエネルギー、交通、風力発電、通信などの分野で、繊維強化プラスチックの使用が拡大しています。東邦テナックスでは、風力発電ブレードや建設補強材などの一般産業用途を中心に、スポーツ、航空機など、幅広い用途で炭素繊維の需要が拡大していくものと予測しており、このたびの出展を契機として、急速に発展するインド市場における炭素繊維のプレゼンス向上と東邦テナックスの認知度アップを図り、新規顧客獲得および市場開拓を加速していきます。
帝人グループは、2006年にニューデリーに駐在員事務所を設置し、2007年には現地法人化しました。以来、インドにおけるマーケティングや事業開拓などの活動を積極的に展開しており、特に自動車・鉄道、エレクトロニクス、インフラ、新エネルギー、医薬医療などの分野に注力しています。
■当件に関するお問合せ先
帝人株式会社 広報・IR室 (東京)03-3506-4055 (大阪)06-6268-2763
|

掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承下さい。