国際米韓が合同軍事演習を開始 局地戦重点 北朝鮮「全面戦争で対応する」猛反発2011.2.28 11:25

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米韓が合同軍事演習を開始 局地戦重点 北朝鮮「全面戦争で対応する」猛反発

2011.2.28 11:25

 朝鮮半島有事の際の米軍による増援態勢を点検する定例の米韓合同軍事演習「キー・リゾルブ」と、野外機動訓練「フォールイーグル」が28日、韓国で始まった。3月10日までの予定。一部訓練は4月30日まで続けられ、米原子力空母も参加する見通しだ。

 昨年の韓国海軍哨戒艦沈没や延坪島砲撃を受け、今回は「局地的な武力衝突」への対応に重点が置かれる。北朝鮮は演習に対し「核抑止力強化やミサイルで立ち向かい、いつでも全面戦で対応する」と反発。米韓両軍は、新たな武力挑発の恐れもあるとみて警戒を強めている。

 韓国国防省などによると、米軍は在日部隊を含め約1万3千人、韓国軍は予備役を合わせて約20万人で、ほぼ例年並みの規模。「作戦計画5027」と呼ばれる有事の対応計画に基づく全面戦争を想定した演習・訓練が基本となる。(共同)

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