現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 社会
  4. 事件・事故
  5. 記事

三重大准教授、論文10本捏造の疑い 大学側が調査へ

2011年2月28日12時4分

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 三重大大学院生物資源学研究科の男性准教授が、名古屋大助手時代も含めた15年間に書いた論文10本について、別の実験データの画像を流用するなど、捏造(ねつぞう)をした疑いがあるとして、両大は本格的に調査することを決めた。

 両大によると、准教授は1992年から2004年まで名大農学部で助手を務め、その後、三重大に移った。96年から10年にかけて発表した10本の論文に捏造の疑いがあるとされる。一部は海外の学術専門誌に掲載されたものもあるという。

 インターネット上に捏造疑惑の情報が流れ、2月下旬に両大と文部科学省に告発文が届いたことから、両大は学内で検討を進め、それぞれ調査委員会を設置することを決めた。

PR情報
検索フォーム


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介