松山市は中心部の銀天街商店街の東部地区周辺を3月1日から自転車等放置禁止区域に指定するのに先立ち、27日、同地区で市民への周知キャンペーンをした。
同市の放置禁止区域指定はJR松山駅前、大街道商店街周辺に続き3カ所目。対象エリアは湊町3丁目と周辺で、銀天街や千舟町通りなどは即時撤去する「禁止路線」とし、細い路地などは警告票を張って1時間後をめどに撤去する「規制路線」になる。
27日は、市職員や日本ガーディアン・エンジェルス松山支部員ら約30人が参加。買い物客らに「自転車を路上に放置せず、駐輪場利用を」と呼び掛けながら、中心部の駐輪場マップを入れたティッシュを4500セット配った。
市総合交通課によると、同地区の放置自転車・バイクは常時100台以上あるとみられ、通行の妨げになっているという。