記事入力 : 2011/02/28 10:50:16
韓国軍:軍納食品から相次ぎ異物発見
「ムカデ、ゴキブリ、注射針…」
これは昨年、韓国軍の将兵が口にした軍納食品の一部から発見された異物だ。宋永仙(ソン・ヨンソン)議員(未来希望連帯)の要請を受けて防衛事業庁が27日に提出した「軍納不良給食現況」と題する資料によると、昨年5月にA社が納入したキムチからカエルが出てきたのをはじめ、昨年中に60件の異物発見例があった。
昨年2月、B社がある部隊に納入したソーセージからは押しピンが発見され、さらに注射針(豚カツ)、刃(鶏肉)、シャベルの破片(ジャガイモの澱粉)まで出てきた。防衛事業庁は過去5年間に韓国軍に納入された白菜キムチからカタツムリや小さな虫、トンボ、たばこの吸い殻が発見されるなど、軍納食品からの異物発見例は計290件に上ると発表した。
宋議員は「異物が発見された給食業者に対し軍納資格を制限するなど、特段の対策を取らなければならない」と語った。
崔慶韻(チェ・ギョンウン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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