朴宣映議員、本籍を独島に移す

自由先進党の朴宣映(パク・ソニョン)議員
 3・1節(独立運動記念日)を前に、自由先進党の朴宣映(パク・ソニョン)議員が本籍(家族関係登録簿登録基準地)を独島(日本名:竹島)に移した。国会議員が本籍を独島に移すのは朴議員が初めてだ。

 国会外交通商統一委員会所属の朴議員は「今月22日に本籍を京幾道驪州郡から慶尚北道鬱陵郡鬱陵邑独島里山30番地に移した」と27日明らかにした。朴議員は4月に発表される日本の中学校教科書の検定をめぐり、独島領有権問題が含まれる可能性が高いと予想し、夫の閔日栄(ミン・イルヨン)大法官(日本の最高裁判所判事に相当)と相談した上で、本籍を移すことを決めたという。

 朴議員は「中国やロシアと領土問題を抱える日本が、比較的力が弱いわが国に対しても、独島領有権を本格的に主張してくる可能性が高い。わたしの小さな行動により、国民に対し独島を守るという意志が伝われば良いと思う」「日本に対しては断固とした対応をしなければならないが、現政権はこのような認識が足りないようで残念だ」などとコメントした。

 朴議員は昨年9月、第2次大戦直後に連合軍が独島を韓国領と表記した1945年の地図を発見し、公開した。また2009年11月には、第2次大戦での敗戦直後に日本が独島を外国と表記した大蔵省(現・財務省)告示654号を入手している。

ペ・ソンギュ記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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