中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > スポーツ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

本紙川村記者がロンドン五輪選考会へ 渋井、藤原新らをごぼう抜き

2011年2月28日 紙面から

2時間27分52秒の好タイムをたたき出し、笑顔でガッツポーズする川村庸介記者=東京ビッグサイトで

写真

◇東京マラソン2011

 記者時々ランナーが快挙! 本紙陸上担当でコラムも連載している川村庸介記者(31)が、男子フルマラソンの部で2時間30分切りを達成、ロンドン五輪選考会に出場する条件をクリアした。

 思わず熱いものが込み上げてきた。ガッツポーズを繰り返し、顔をくしゃくしゃにした川村のゴールタイムは2時間27分52秒(ネットタイム2時間27分44秒)で52位。悲願だったサブ30(2時間30分切り)どころか、日本人女子トップの樋口、復活ランの渋井、男子優勝候補の藤原新を抜き去るという会心の走りだ。

 「職場のみなさんの理解と応援に感謝してます。それがなければ、こんな記録は出なかった」と川村。本紙のランニング企画「小出ランニングアカデミー」を構成し、コラム「記者時々ランナー」を連載。さらに日々の取材と記者稼業をこなす市民ランナー。日本人トップの川内もそうだが、いまや市民ランナーのパワーはプロ並みになっている。

 4度目のマラソンで走るたびに自己記録を更新。取材しながら得た「小出流」を徹底的に実践し、50キロ走や朝食前の早朝ランを敢行。さらに30〜40キロ走では残り10キロから15キロのビルドアップを徹底する“小出門下生”。

 30分切りを狙った前回の福岡国際マラソンでは「30キロ手前で失速」し、2時間32分19秒。その反省を生かし、悲願達成どころか大幅な自己記録更新となった。「これで来年3月のびわ湖毎日マラソンに出場できます。ロンドン五輪選考会の雰囲気を肌で感じて、読者のみなさんに伝えたい」。記者時々ランナーの夢は膨らむ。

 

この記事を印刷する

PR情報

Ads by Yahoo!リスティング広告



おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ